中国人が“児童セックスドール”の他国向け通販開始! 性器や肌触りを完全再現… 「幻想を促進」専門家も危惧

■「子どもの性的虐待の増加につながる可能性がある」

 Collective Shoutのキャンペーンマネージャーであり、女性型セックスドールとロボットを研究しているケイトリン・ローパー氏は、今回アリババで発見されたこれらの人形はきわめて有害であると言及している。

「子どもの性的虐待人形は、ユーザーが子どもをレイプする幻想を促進するように設計されています。これは犠牲者のない犯罪ではありません。これらのリアルな人形は、子どもの性的搾取と虐待を一般化し、正当化します」(ローパー氏)

 オーストラリアの犯罪研究所の2019年のレポートでは、こうした人形が子どもの性的虐待の増加につながる可能性があることを報告している。

 アリババがこうした児童セックスドールの販売で非難されたのはこれが初めてのことではない。「香港フリープレス」が2018年に作成したリストに上がった商品は、強制的に取り扱いが禁じられた。また今年1月、シンガポールの「Straits Times」の報道で、児童セックスドールを販売するさまざまな業者を公表している。

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「news.com.au」の記事より

 もちろんアリババ側もこうした“有害”な商品をチェックし規制はしている。しかし今回のように監視の目から漏れることもあるということのようだ。

「私たちは、未成年者が関与する性を描写または示唆するアイテムのサードパーティー販売者による製品リストについて厳格なポリシーを維持しており、違反した業者は懲戒処分の対象となります。そのような違反を通知した後、私たちはそれらを削除するための措置を講じました」(アリババ)

 とはいってもこれらの児童セックスドールは、一度はアリババによって販売が認められていたことも事実である。Collective Shoutは、クレジットカード会社と銀行送金会社がアリババとの取引を中止し、児童セックスドールの販売を中止するまでこのキャンペーンを続けるつもりであるという。

 児童ポルノと小児性愛に厳しい監視の目が向けられている今日、児童セックスドールが流通してしまう事態は厳に避けねばならないが、作り手がなくならない限りは常に流通するリスクがあるのも事実だろう。そしてこの種のセックスドールが今後どのようにバージョンアップし進化を遂げていくかについても懸念が広がる。

参考:「The Sun」、「news.com.au」、ほか

文=仲田しんじ

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