7月21日はアルメニア出身の画家アーシル・ゴーキーが首吊り自殺した日! 虐殺で母を失った壮絶体験

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(写真はWikipedia Arshile Gorkyより)

『アーシル・ゴーキー作「芸術家と母」』

 1948年7月21日は、アルメニア出身の画家、アーシル・ゴーキーが首吊り自殺を遂げた日である。


 少年期の1915年に、史上空前のジェノサイド、オスマントルコ政府による「アルメニア人虐殺」で母親を失い、命からがらアメリカに渡り、画家となったゴーキー。


 抽象主義ともシュルレアリスムともいわれる独特な作風は、幼い頃からの壮絶な体験が活かされていると思わざるを得ない。


 亡き実母と自分自身のポートレートといわれる作品『芸術家と母』も、母への愛、郷愁というよりは、その感情が抜け落ちたような不思議な緊張感が、その背後にある悲劇を叫んでいるように思われてしまう。


 晩年まで、利き腕の怪我や火災、ガン等、その苦しみは絶え間なく芸術家を苛み続け、そしてゴーキーは44歳で自殺を選択した。


 その人生が短いとみるか、長いとみるか。


 その決断を《悲劇》とみるか、《救済》とみるか。


 彼の残した異様な作品群を見るに、容易にその判断は下せるものではない。

 

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編集部

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