刑務所の看守が息子もろとも“蜂の巣”に…!! メキシコの現実
【閲覧注意】刑務所の看守が息子もろとも“蜂の巣”に…!! “麻薬戦争”激化が止まらないメキシコの悲惨すぎる現実
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メキシコのサン・ルイス・ポトシ州で今月12日、刑務所の看守(34)とその息子(23)が銃撃される事件が起きた。
海外の過激動画共有サイト「theYNC.com」では、銃撃直後の2人の様子を撮影した動画が公開されている。車内の運転席に座る看守の男性は全身血まみれである。手を動かしているのを見ると、辛うじて意識があるようだ。助手席の息子はぐったりしている。
2人は現場付近の病院へと搬送されて治療を受けた。看守の健康状態は深刻である。一方、息子の命は助からず、遺体は司法解剖のため別の病院へと移送された。事件の捜査は現在も続いている。
同様の襲撃事件が国内で頻発する中、首都メキシコ市でも今月26日、市の治安責任者の乗った車が武装集団に襲撃される事件が起きた。ガルシア・アルフッシュ治安庁長官(38)は一命を取り留めたが、警護の2人と、出勤途中の女性が死亡。長官は、国内で最も勢いのある麻薬カルテルの1つである「ハリスコ新世代カルテル(CJNG)」が今回の襲撃に関わっていると指摘した。メキシコ市長によると、襲撃の首謀者とされる男を含め約20人が既に逮捕されているという。
同国のロペス・オブラドール大統領は2018年12月の就任後、政府と麻薬カルテルとの間で繰り広げられてきた麻薬戦争を終結させ、社会福祉の充実による貧困や失業などの解決に力を入れてきた。こうした政策は暴力を減らすことを目的とするが、実際には殺人件数が増加の一途をたどっている。政府が今月20日に発表した速報値によると、今年上半期に国内で発生した殺人件数は1万7439件で、前年同期比1.7%増となり、過去最多の殺人件数を記録した。
貧困にあえぐ若者たちを取り込んで急成長する麻薬カルテルは、警察や敵対組織などと抗争を繰り広げながら勢力を拡大している。ロペス・オブラドール大統領の掲げる理想は頓挫しつつあり、政府の方針は転換を迫られるかもしれない。暴力の連鎖を断ち切れる日は訪れるのだろうか。
(文=標葉実則)
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