コンドーム五輪、コンクリート食い… かつてオリンピックに実在した「芸術競技」が70年ぶりに復活!? 衝撃作品だらけの展覧会に潜入!!

 東京都新宿区にある国立競技場から徒歩5分。「FL田SH」(フレッシュ/東京都渋谷区)というギャラリー&ショップで一風変わった展覧会が行われた。タイトルは「芸術競技」。展示を行ったのは、現代美術家の中島晴矢さん、トモトシさん、秋山佑太さんの3名だ。

 ギャラリーの中央には、アルミ製のリヤカーが置かれ、そこには「JUL.24.2020」と書かれたボードが掲げられている。上部に取りつけられているモニターからは、昭和50年代にテレビで放映されていたテレビコマーシャルが再生されている。リヤカーの上に並べられているのは、このショップで売られているTシャツなどだ。

コンドーム五輪、コンクリート食い... かつてオリンピックに実在した「芸術競技」が70年ぶりに復活!? 衝撃作品だらけの展覧会に潜入!!の画像1

 その前に展示されているのは、各国の国旗がプリントされたパネル24点。国旗は、アメーバのように歪んでいる。プカプカ浮いているようにも見える。コンドームを使った不思議な作品に書かれているのは、「T♂KY♀2021 Please Safe Olympic」という文字。何故かよく分からないが大型のモニターにはプロレスの映像……。

 奥のスペースはさらに奇妙だ。白いタオルをアタマに巻いているお兄さんが土のようなものや水を口に含んでいる映像が流されている。その脇では、3Dプリンターがふわふわとした「何か」を作っている。「何じゃこりゃ??」。「FL田SH」の吉田山さんに話を聞いた。

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「『芸術競技』というのは、1912年のストックホルムオリンピックから1948年ロンドンオリンピックまで計7回のオリンピックで行われていた公式競技です。絵画などの芸術作品で競いましたが、採点基準が曖昧なのでなくなっちゃいました。今回の展示は、作家としての態度が採点基準の一つになっています。『FL田SH』は、展示スペースにもなっていますが、実は、このビルはもうすぐ解体されます。これが最後の展示なんです」(「FL田SH」吉田山さん)

 吉田山さんは、1988年生まれの32歳。20歳の頃に初めて観た建築デザイナー石上純也氏の『アルミバルーン』(東京現代美術館「SPACE FOR YOUR FUTURE」展に展示)という作品に衝撃を受けた。自身で作品を作ることはないが、キュレーションに興味があり、これまでにもいくつかの展覧会を手がけている。次に中島晴矢さん、トモトシさん、秋山佑太さんの順で話を聞いた。

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