「呪われた家系」に生まれたホラー映画監督・川松尚良インタビュー
奇妙な死に方続出「呪われた家系」に生まれたホラー映画監督・川松尚良インタビュー! 虐待、いじめ、拒食症、医療ミス…不幸の連鎖!
映画監督・川松尚良氏は幼稚園の卒業文集で「将来の夢はホラーかんとく」と記すなど、まさにホラー監督として生きるためにこの世に降臨した人物である。
日本大学芸術学部映画学科卒業後、スナッフ(殺人)ビデオをテーマにした長編ホラー映画『マクト』で 「2001年度 ひろしま学生キネマ祭グランプリ」を受賞。その後も次々とセンセーショナルな話題作を生み出した。
最新作は「厚木市児童餓死白骨化事件」を題材にしたホラー映画『我が名は理玖』。児童虐待という悲痛で難しいテーマを見事にホラーの手法で表現し、過酷な現実を描き切った。本作は鎮魂ホラー映画の傑作である。
そんな川松監督が、TOCANA製作の新番組『封印された日本 猟奇事件暴露ファイル』でメガホンを取ることになった。次世代Jホラーを担う、川松尚良監督インタビューを全4回にわたってお届け、今回は第1回目である。
◼不幸な死に呪われた家系
――川松監督は、オカルト体験が非常に多いそうですが?
川松尚良監督(以下、川松) 僕の親族は、本当に奇妙な死に方をしている人が多いんです。
父親は自殺未遂をしていて、今は家の中で廃人のように過ごしています。叔父は自宅で火事を起こして、そのショックから脳溢血になり、そのまま亡くなりました。

従妹は友達と一緒に星を見に行った帰りに、交通事故で亡くなっています。友達が運転する車の助手席に従姉は乗っていたのですが、横からトラックが突っ込んできて従姉だけが亡くなってしましました。
また、もう一人の叔父(父親の弟)は、紆余曲折あって僕の実家にしばらく居候していた時期がありました。けれど、僕の家族と折り合いが悪くなり、出て行った。そして、しばらくスナックの女の家に居候したり、浮浪者をやったりした挙句、他殺体で見つかりました。叔父は、よその家の庭で、鈍器で頭を殴られた状態で死んでいたのです。
――呪われた家系というか……。何か思い当たる因縁はあるのでしょうか?
川松 何かあるんですかね。ここまで続くと僕も慣れてきて「ああ、またか」という感じで驚きもしません。逆に今は何か起きると、「次はどうしようかな?」というふうに、すぐ気持ちを切り替えられるようになりました。
――身近な人の死が多いからこそ、川松監督が描く映画はどれも根底に“死”があります。『我が名は理玖』もそうでした。
川松 ホラー映画自体が死を描くところがあるので、もちろん根底には死がテーマにありますね。それに僕は、もともと非常にエキセントリックな家庭環境で、死ぬほど追い詰められるような思いをしながら育ちまして、いわば生きている心地がしない幼少期を送っていたわけです。だからかもしれませんが、僕は幼稚園の頃、すでに卒業文集の将来の夢に「ホラーのかんとく」と書いているんです。
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