8月9日は女優のシャロン・テートがカルト教団「マンソン・ファミリー」に惨殺された日! 妊婦の腹部16カ所を滅多刺しに…

(写真はWikipedia Sharon Tateより使用 Public Domain)

『1967年の映画「Valley of the Dolls」の宣伝スチールに写るシャロン・テート』

 1969年8月9日は、アメリカの女優、シャロン・テートが、カルト教団「マンソン・ファミリー」のグループに惨殺された日である。


 当時世間を賑わせていたカルト指導者、チャールズ・マンソンは、事件当時にシャロン・テートの住んでいた邸宅の前の住人であった音楽プロデューサー、テリー・メルチャーにレコードデビューを断られたことに腹を立て、その報復としてメルチャーの殺害をファミリーに指示。


 指令を受けたスーザン・アトキンスと2人の構成員が、自宅にいたシャロン・テートの腹部16カ所を滅多刺しに。


 シャロンは、前年の1968年に映画監督のロマン・ポランスキーと結婚し、その子を妊娠していた幸せの絶頂ともいえるその時期に、親子ともに刺殺されたのである。


 公判の結果、主犯のスーザン・アトキンスと指令を出したチャールズ・マンソンはともに終身刑となり、獄中死した。


 ちなみに、妻と息子を同時に失った悲劇を乗り越えたポランスキーは『戦場のピアニスト』で20002年のカンヌ映画祭パルムドールを受賞するなど監督として大成したが、当時13歳の子役への強姦疑惑で国外逃亡・亡命を余儀なくされ、近年も多くの性的虐待の被害が女優などから続出している。


 この殺人事件に関わった人物はそれぞれの“不幸”を世界に披露し続けており、「シャロン・テート殺人事件」の衝撃は今もなお鮮明なままである。


 そしてそのマイナスイメージを払拭する作品として2019年に公開されたのが、Q・タランティーノによる映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』である。


 ひとりの若き女優の悲劇は、いまだ世界を動かし続けているのだ。

 

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編集部

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