【終戦記念日】8月15日は陸軍大臣・阿南惟幾が割腹自殺した日! 介錯なし、絶命まで1時間40分も苦しみ…

(写真はWikipedia 阿南惟幾より。Public Domain)

『阿南惟幾のポートレート』

 1945年8月15日は、第二次世界大戦敗戦時の陸軍大臣、阿南惟幾が切腹した日である。


 そしてそれは、日本国民が天皇の詔勅によりポツダム宣言受諾=敗戦を知った日である。


 1945年の4月に陸軍大臣に就任した阿南は、最後まで強硬に抗戦を主張していたが、昭和天皇と鈴木貫太郎内閣総理大臣によるポツダム宣言受諾が決定されたことを知ると、関係者に謝罪と挨拶を済ませ、静かにひとり、切腹を選んだ。


 阿南を担ぎ上げようとしたクーデターの計画もあったといわれ、部下を連れて玉音放送後の特攻を選んだ宇垣纏のような例もあった。


 しかし、阿南は国民に終戦が告げられる正午の放送の前、午前5時に介錯人すら無しでの切腹を選んだ。


 古来より、絶命を助けるために打ち首をする介錯人がいないひとりでの切腹というのは、より困難で苦痛が伴うもので、それ故に、より威厳がありより名誉あるものとされている。


 阿南の切腹も、5時半に始められて7時10分に絶命したもので、1時間40分もの時間を要している。


 その時間の長さが、何よりも雄弁に、阿南の誇り高き人生をもの語っているといえるだろう。

 

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編集部

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