新型コロナウイルスは70年前から存在した可能性!! さらに6つの新型も発見、「1000倍強力」な絶望的事態!(最新研究)

 現在のコロナ禍がいったん終息すれば、ひとまずホッと一安心ということになるのだろうか。最新の研究からは、残念ながらそれでもひと息ついている場合ではないようだ。新型コロナウイルスはコウモリの世界で70年も前から存在し、今後もコウモリからヒトに感染するどんな新型ウイルスが出てくるのかわからないというのだ。

■新型コロナウイルスは1948年から流行っていた?

 一向に収束の気配すら見せない新型コロナウイルスの感染拡大だが、8月17日現在、世界で2120万人以上が感染し、76万人以上が死亡している。ウイルスはコウモリから人間に伝染したという説が有力だが、最新の研究では新型コロナウイルスについてさらに驚くべき事実が明らかになっている。どうやらこのウイルスはコウモリの間では70年も前から流行しているというのだ。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因になっているウイルスが「SARS-CoV-2」である。米ペンシルベニア州立大学をはじめとする研究チームが7月に「Nature Microbiology」で発表した研究は、このSARS-CoV-2の起源を探るものになっている。

新型コロナウイルスは70年前から存在した可能性!! さらに6つの新型も発見、「1000倍強力」な絶望的事態!(最新研究)の画像1
「Mysterious Universe」の記事より

 同じくコウモリのウイルスである「RaTG13」は遺伝子配列がSARS-CoV-2と96%一致することがわかっているのだが、この2つのウイルスは共通する祖先であるサルベコウイルス(sarbecovirus)から派生したものであることが確かめられた。

 そして、研究チームはサルベコウイルスからこの2つのウイルスが分岐した時期を検証したところ、1948年、1969年、1982年が割り出されたのである。最長で1948年、つまり70年以上も前からSARS-CoV-2がコウモリの間で感染拡大していた可能性が示唆されることになったのだ。

 このような時間軸でウイルスがコウモリの中で感染拡大しているということが、これから新たにヒトに感染する可能性があるほかの未知なるコロナウイルスがあるかもしれないことを研究チームは指摘している。科学系サイト「LiveScience」の4月の記事では、ミャンマーのコウモリから発見された6つの新たなコロナウイルスが紹介されている。

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「Mysterious Universe」の記事より

 SARS-CoV-2の受容体結合ドメイン(RBD)が人体のACE2(アンギオテンシンインベルターゼ2)受容体と結合して人体に侵入し、通常はウイルスと戦う体の防御メカニズムを攻撃することで発症する。SARS-CoV-2は、ヒトのACE2受容体に結合する点で、RaTG13ウイルスよりも1000倍強力であるということだ。ヒトへの感染力が著しく高まっているのである。

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