9月29日はナチスによる最悪のホロコースト「バビ・ヤール大虐殺」が行なわれた日! 10万人の死体が峡谷に積み上がる地獄絵図

9月29日はナチスによる最悪のホロコースト「バビ・ヤール大虐殺」が行なわれた日! 10万人の死体が峡谷に積み上がる地獄絵図の画像1
(画像はWikipedia Babi Yarより使用)

『バビ・ヤールの処刑』画=Felix Lembersky

 1941年9月29日は、第二次大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺“ホロコースト”の中でも1度に最多の死者を出したといわれる大量処刑「バビ・ヤール大虐殺」が行なわれた日である。


 この日と翌30日にかけて、ウクライナ・キエフに住んでいた33,771人ものユダヤ住民がバビ・ヤール峡谷に連行された上に機関銃によって撃ち殺され、その遺体はそのまま峡谷に投げ捨てられて積み上がっていった。


 この日のわずかな生存者の一人、キエフの人形劇場の女優、ディナ・プロニチェワはその掃射の直前に自ら谷に飛び込み、積み重なる死体の山の中で身を潜めて夜になってから這い出すという壮絶な生還劇を後に語っている。


 そしてその悲劇は終戦まで繰り返され、バビ・ヤール峡谷で殺された人間は合計すれば10万人を超えるとされており、そこにはユダヤ人に限らず、ロシア、ウクライナ等多くの人種がその渓谷で虐殺されていったという。


 ユダヤ人虐殺の現場としてだけではなく、ナチス・ドイツによる“世紀の虐殺の現場”として、バビ・ヤール峡谷は永遠にその記憶されてゆくべき場所であろう。

 

<9月29日に世界で起こった不幸な出来事一覧はコチラ>

編集部

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ