石田純一は未来の老人を先取りしている!? 新刊『老後論』で話題のテリー伊藤が高齢者が軽く生きる魅力を語る!

●パワーストーン販売の社長と福岡合コンで離婚危機の石田純一(汗)

 ところが、話はそこで終わらないんだってね。1か月後には、「スポンサーの社長に呼ばれて、福岡で食事&飲み会で美女持ち帰り!?」と、女性週刊誌に撮られて、こりずにまたまた元気な顰蹙を買っている。

 まさに「さっさとコロナでクタバレ!」と、世間のまじめぶった人たちから罵られるタイプの老人を演じてしまった。けれど、そんな石田さんを許さない周りの空気のほうがほんと嫌だなあ。

 石田さんは、世間の人達に「石田さんはいい人だ」とか「立派な人だ」「正しい人だ」と、ほめられたいとか感心されたいとか、たぶん、これっぽっちも思ってないんですよ。

 もちろん、わざと逆張りで変な行動をとって、目立ってやろうという気持ちもない。自然体で、のびのびと顰蹙(ひんしゅく)を買いながら、楽しく軽やかに生きている。

 今は世の中全体が、「コロナが大変だ! 気が緩んでるような奴は社会人失格だ!」「コロナにかかると死ぬかもしれない、怖い!」と、人の目を気にして、あるいは病気にビクビクしながら生きているけど、数年後一段落ついたときには――あの時はケシカランと思ったけど、石田純一はじつに人間らしく正直だ。あれはあれでよかったよなあ、という見方もまた出てくるかもしれないよ。

 義理の父の東尾久さんから「おまえのせいで肩身が狭い」と怒られた、という話しをスポーツ新聞で見た時には、そりゃそうだろうなと笑っちゃったけど。

 コロナに罹っても軽く治っちゃって、懲りずに合コンを繰り返す石田さんは、老後生活者としての魅力あるよね。

 どう楽に生きるかという意味では、若い人の参考にもなる。

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文=石丸元章

◎石丸元章(いしまる・げんしょう)

1965年8月9日、千葉県生まれ。作家、ライター。高校在学中にライターデビュー、人面犬ブームの仕掛け人。著書に『スピード』『アフター・スピード 留置場→拘置所→裁判所』『平壌ハイ』『神風』(すべて、文春文庫)など多数。近作に『聖パウラ』(東京キララ社「ヴァイナル文學選書 第一弾」)

Twitter: @chemical999

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