【重要】中国の千人計画はもう古い! 報じられない最新の「1万人計画」と日本学術会議…事情通が全暴露!


 菅総理の学術会議任命拒否問題に関連して中国政府が水面下で進めてきた千人計画がトレンドワードに急浮上してきた。報道によれば「日本の優秀な科学者の技術を盗むための計画」とされ、ネット上には30人以上の国立大学の名誉教授クラス、つまり学会に大きな影響力を持つ科学者の実名が挙げられ、それらの科学者が千人計画に参加してきたことが告発されている。

 2020年にはハーバード大学の生物化学学科長のチャールズ・リーバー教授が千人計画から資金を得ていたことを報告していなかった容疑で逮捕された。いったい先端科学技術の世界になにが起きているのか? 中国の千人計画に関する情報を取材した。

■日本で報じられている「千人計画」情報は古い

「いま日本で問題になっているケースは少し情報が古いと思います。千人計画はもっと先に進んでいるのですが、日本の学者のリクルーティングの話はむしろ90年代にたてられた百人計画時代の名残りです」

 詳細は差し控えるが中国の諜報計画に詳しい人物の情報は以下のようなものだ。

 1990年代、まだ発展する以前の中国で海外の高度な科学人材を中国に集める目的で「海外傑出人材計画」「国内百人計画」「海外有名学者計画」などの計画が立案された。これらが2008年に統合されたのが今問題となっている「千人計画」だ。

 著名で高齢な日本の学者に対して賞を授与して親中国派にさせようとしたのがこの中の「海外有名学者計画」で、学術会議の学者の何人かがこの計画でピックアップされたことが日本では問題視されているのだが、実はこの手のロートル学者はもう、当事者である中国当局はほとんど相手にしていない。

 最新の千人計画で中国政府がターゲットにしているのは40歳以下で米国在住の若手科学者である。

■一流ではなく「超一流」を手に入れるための中国の策

 そもそも中国政府による千人計画は中国人科学者の頭脳流出に端を発する動きだ。優秀な学者が海外留学を望み、成功した者は中国へ帰ってこない。そこで千人計画ではアメリカで活躍する中国人科学者に対して、中国での破格のポジションを用意して帰国を促した。しかしこの計画はうまくいかないことがわかったという。

「要するに中国に戻ってきた研究者は一流の中のレベルであって、超一流は戻ってこないのです」

 実は中国の千人計画よりも先に、アメリカはペーパークリップ作戦の現代版である中国人科学者の招致計画に同じ規模の国家予算を投じている。最高レベルの頭脳を持つ中国人の若手科学者に対するフェローシッププログラムを通じて米国市民権を与え、米国永住を促してきたのだ。

 したがって本当に優秀な中国人科学者は米国にとどまり、その次のランクの学者が千人計画を通じて中国の大学に戻って権力をふるうようになり、中国では千人計画の実害が問題になりはじめたのだという。

千人計画にはさまざまなプログラムがあるのですが、要するにフルタイムで中国に戻した学者よりもパートタイムでプログラムに参加してくれる米国在住の若手科学者の方が優秀であることがはっきりしたのです

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