「コロナ耐性を持たせる」魔術がトンデモない事態に発展! “謎の液体”を飲んだら喉が… まさかのPCR結果にインドネシア激震!

 インドネシアでは現在、物議を醸している外国企業の投資を呼び込む法案が可決され、大規模な抗議デモが続いており、一部は暴徒化。首都ジャカルタでは交番に放火するなどの事態から、新型コロナウイルスの問題より大きくなってしまっている。

 しかし、コロナ感染状況は新規感染者数の右肩上がりが止まらず、10月8日に過去最高値の4805人を記録。14日には128人が死亡した。15日時点で累計では34万9000人以上が感染、フィリピンを抜いて東南アジア最多。1万2000人以上が死亡。6万4000人の現役感染者がいる。

 そんな中、ジャカルタ郊外にあるコンドミニアムでは、奇妙な理由で住民が一斉に建物から避難するという騒動があった。

「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)から不死身になれる魔術が失敗してしまい、大変なことになっている」

 大真面目で語ったのは、小学校で英語の教師をしながらフリーランスで活動している報道記者。10月上旬、通報を受けたのは地元警察だったが、ちょうど付近で大規模デモによる暴動があったため、誰ひとり問題のコンドミニアムには行けなかった。警察署で話を聞いた記者が現地に赴くと、多くの住民がまるで難民のように荷物を持って、コンドミニアム近くの公園内に避難していたのである。

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画像は「Getty Images」より引用

 住民に話を聞くと、ジャカルタから西、ジャワ島西端のバンテン州出身の魔術師を名乗る住民男性ルシャディ氏が「新型コロナウイルスの耐性を作る魔術」を近隣住民に無償で施していたのだという。

 同氏は16世紀の前半、西ジャワにあったハンテン王国で用いられた魔術「デブス」の使い手と自称していた。ただ、デブスはあくまで伝説上。「極めれば肉体が不死身になって、刃物でも切れず火にも焼かれない強靭になる」との昔話がある。実際にその手の術と称して路上パフォーマンスをしている大道芸人もいる。術には不思議な粉を使用することが知られるが、自称魔術師ルシャディも「魔法の粉をウイルスから守るものに変えることに成功した。すでに私は自分の体で試し、COVID-19に感染した人々とたくさん接触してきたが、何も起こっていない」と近隣住民に伝え、その粉を煎じた飲み物を無償で配布していたというのである。