【閲覧注意】アゼルバイジャンのドローンがアルメニア軍兵士20人を瞬殺! 捕虜処刑動画も流出し… 泥沼化する軍事衝突のリアル

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【閲覧注意】アゼルバイジャンのドローンがアルメニア軍兵士20人を瞬殺! 捕虜処刑動画も流出し… 泥沼化する軍事衝突のリアルの画像1画像は、「Kaotic.com」より

 ナゴルノ・カラバフ地域の帰属をめぐり、先月27日からアゼルバイジャンとアルメニアの戦闘状態が続いている。同地域はアゼルバイジャンの一部とされているが、アルメニア系住民が長年にわたり実効支配してきた。

 両国は互いを非難し合い、紛争は泥沼化している。今月10日には、ロシアの仲介で2度の停戦合意が成立したものの、いずれも守られないまま軍事衝突が続く。双方の死者数は5000人に迫りつつあるとされ、1994年の停戦合意後としては最大規模の衝突に発展しつつある。

 こうした状況下で、アゼルバイジャンのアルメニア人に対する残虐行為を撮影した動画がネット上に流出した。海外の過激動画共有サイト「Kaotic.com」で公開されているのは、アゼルバイジャン軍のドローンがアルメニア軍兵士を瞬殺する決定的瞬間をとらえた動画である。集結した兵士たちをドローンが上空から映し出している。ターゲットが定められた後、兵士たちの立っている場所が爆発した。煙が立ち上り、地面には兵士たちが倒れている。

 アルバイジャンが使用しているドローンはイスラエル製であることが判明している。遠隔操作でターゲットにドローンが突っ込んだり、砲撃で爆破したりする。これらのドローンは、日本にとっては不名誉なことだが、「神風ドローン」とも呼ばれているという。無人のドローンは攻撃の際にリスクが少なく、コストも少なくて済むため、効率的に敵を殺傷する兵器として利用される。アルメニア政府はイスラエルに対して、アゼルバイジャンに神風ドローンを販売しないよう訴えるが、イスラエルは販売停止に同意していない。

 海外の過激動画共有サイト「theYNC.com」では、今月15日にナゴルノ・カラバフ地域のハドルト村で撮影されたとされる映像が公開された。道路脇に座らされた2人の男性が銃殺される光景が収められている。アゼルバイジャン軍兵士が、2人のアルメニア軍兵士を捕らえて処刑したとみられている。アゼルバイジャンの国防省は、動画がネット上で拡散されたことを受けて、この動画は「国際社会の注目を集めるためにアルメニア人自身によって撮影された」偽物であると述べた。真相については今後の調査を待つしかないだろう。

 アゼルバイジャンの強硬姿勢の背景にはトルコの後ろ盾がある。一方、アルメニアはロシアと相互防衛条約を締結しており、アゼルバイジャンがアルメニア領に侵攻して来れば、ロシアが応戦せざるを得なくなる。こうした緊張関係のもと、トルコとロシアの戦争が勃発するリスクを払拭できない。第三次世界大戦の幕開けは近いのかもしれない。
(文=標葉実則)

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