【インフルエンザワクチン死亡急増】高まる反ワクチン運動とその根拠、背景! 副作用、微妙な有効性、製薬会社の病気喧伝…

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、季節性インフルエンザワクチンの接種が各国で進められているが、韓国ではインフルエンザワクチン接種後に死亡するケースが相次ぎ、ワクチン接種を奨励するキャンペーンの中止を求める声が高まっている。

画像は「Getty Images」より引用

■ワクチン接種後に48人が死亡

 韓国メディア「朝鮮日報」(10月26日付)によると、韓国疾病管理庁は今月24日、今月16〜24日までに48人がワクチン接種後に死亡したとの報告があったと明らかにした。死者の多くは70〜80代の高齢者であったが、16日には仁川市内の17歳男性が死亡している。新型コロナウイルスの感染拡大もあり、韓国では3000万人にインフルエンザの予防接種を推奨するキャンペーンを行なっているが、医師や政治からは安全性を確かめるためにワクチン接種を一時中止するよう訴えている。

 現地当局が行なった20人の病理解剖によると、うち13人はワクチン接種とは関係のない心臓や脳の血管などの障害で死亡したことが判明したという。また、韓国内の統計によると、昨年の予防接種シーズン(2019年7月〜今年4月)にワクチン接種を受けた65歳以上の高齢者668万人のうち、接種後1週間以内に死亡したと報告があったのは1531人だったという。今年は今月24日までに1427万人にワクチン接種を行なっているが、死亡事例は48人である。

 同庁の鄭銀敬庁長は、今年の状況が非常に異例だと見ることは難しいとし、「インフルエンザの予防接種と死亡の因果関係は非常に低いため、ワクチン接種事業を継続する」としている。

 なおこの事態を受けて、シンガポールでは韓国SKバイオサイセンス社製造の「SKYCellflu Quadrivalent」と仏サノフィ社「VaxigripTetra」の二種類のインフルエンザワクチンを使用停止にすると発表している。同国内ではワクチン接種に関連した死者はこれまで報告されていないが、予防的措置としてこの二種類のワクチンの使用を停止し、別の二種類のワクチンを用いることにしたという。

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