【閲覧注意】「こんな事故あるのかよ!」ココナッツを取るため木に登った男を襲った“想像を超える悲劇”とは?=コロンビア

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【閲覧注意】「こんな事故あるのかよ!」ココナッツを取るため木に登った男を襲った想像を超える悲劇とは?=コロンビアの画像1画像は、「YouTube」より

 南米コロンビア・アンティオキア県ビヒア・デル・フエルテで撮影された動画がネット上で「こんな事故があるのか!」と話題になっている。木に登ってココナッツを取っていた男性が川に引きずり込まれる決定的瞬間をとらえた動画である。

 アルトゥーロさんは、冬の食糧不足に備えて、何時間もかけてココナッツの収穫を手伝っていた。町の住人たちも木の周りに集まり、アルトゥーロさんの様子を見守る。アルトゥーロさんは、子供たちが食べたがっていたココナッツが16個ほど実っている木によじ登り始めた。次の瞬間、木の生えている地面が崩れ、アルトゥーロさんは木もろとも川に引きずり込まれてしまった。周りで見ていた人たちは悲鳴を上げながらその場から離れることしかできなかった。

 アルトゥーロさんが木に登る前から、地面にはひび割れがあったという。しかし、住民たちはココナッツを手に入れるため、危険を冒すことに決めた。アルトゥーロさんが木に登り始めてほんの数秒で地面が崩れ、不運にもアルトゥーロさんは安全な場所に飛び移ることができなかった。濁流がアルトゥーロさんをあっという間に飲み込んでしまった。

 アルトゥーロさんの仲間たちは、流された友人を救おうと川岸に沿って走る。子供たちも助けを求めて叫び続けた。この後、アルトゥーロさんを救出するため、2艇のカヌーが出動した。動画は途切れているが、2キロほど下ったところでアルトゥーロさんは無事に救助されたという。

 発展途上国では、多くの人々が食糧不足や栄養失調で苦しんでいる。新型コロナウイルス感染拡大後はロックダウンなどの封鎖措置が実施されたため、経済活動が停滞して食糧確保がさらに困難となった。中でも影響を受けやすいのが貧困層である。コロンビアも例外ではなく、政府による封鎖措置を受けて、首都のボゴタでも飢餓に苦しむ人々が増加した。政府による支援も不十分であり、人々は窓から赤いぼろきれを垂らして助けを求めた。

 ビヒア・デル・フエルテで撮影されたのは、無謀な挑戦をして事故に遭った愚か者ではなく、生きるために必死な人々を映した動画である。この動画の背景には飢餓問題が横たわっていることを忘れてはならない。
(文=標葉実則)

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