史上最も残虐な処刑法「凌遅刑」誕生の残酷な真実
【閲覧注意】史上最も残虐な処刑法「凌遅刑」誕生の残酷な真実!! 生きたまま肉を削ぎ、3日かけて人体を数千ピースに解体…=中国
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中国で1905年まで行われていた史上最も残酷といえる処刑法、「凌遅刑」をご存知だろうか。言われてみると、中学校や高校の漢文の授業を通して知るかつての中国は、何だかいつも兵士が大胆な方法で戦ったり殺されたりするものが多かった気がする。しかし、伝説や物語の中だけではなく、こうした習慣は現実に存在し、なんと20世紀の初めにはその刑の様子が写真に撮られていたようだ。
凌遅刑は紀元前9世紀に始まったとされている。この言葉が初めて登場したのは、荀子の著書とされる。と言いながら正直なところ様々な説が飛び交っており、起源は定かではないのだが、いずれにしても元々は政治犯などにの処刑法だったようだ。恐怖政治をしないと歴代王朝は立ち行かなかったのか、五代十国時代の頃からその方法が明確化される。それから明代や清代まで延々と続いた訳だが、中には人道的ではないという理由から禁止を命じる皇帝も存在したらしい。結果的には、反逆罪・シリアルキラー・親殺しなどを犯した者がその刑に処されていた。もちろん誤審もたくさんあったとされる。
さて、何故ここまで残酷な方法で人を殺すのだろうか。儒教の教えでは死ぬ時に体全体を残すことが重要とされている。つまり、この様に身体を徐々に切り落としていく死に方は、死ぬ瞬間の痛みだけではなく死後の世界まで続く恥辱なのである。その方法はと言えば、処刑者を民衆の前で縛り上げ、腕や足がもぎ取られ、頭を切り離し、心臓を刺す。処刑期間もその罪の重さに関連する。中には3日かけてゆっくりと処刑し、食事が与えられたこともあったらしい。逆に罪が軽いと、最初に首を切って殺してから切断するといったように慈悲が下されることもあるのだとか。身体は数百から数千の部位に切り分けられ、処刑者は最終的に出血多量で死ぬ訳だが、死ぬタイミングが早すぎたとして処刑執行人が罰せられたこともあるという。
20世紀末、この処刑の様子が写真に撮られるようになった。例えば符珠哩という少年(次頁 写真3)は、内モンゴル地区の王子の奴隷で、主人を殺したという理由で吊し上げられた。1905年4月、北京のことである。少年の最後の表情を見て、私たちはどの様に反応すれば良いのだろうか? 目線は上方にあり、何だか笑っているような清々しい顔つきだ。痛みに耐えるためなのか、それとも痛みを超越して何か他の世界を見ているのか…? 彼はいつ、どのタイミングで絶命するのだろうか。この時点で彼はまだ生きているのだろうと思われるが、果たしてその痛みとはどれくらいのものなのか。
ちなみに、この写真は当時撮影された凌遅刑の様子でも精度が高いとされている。彼は、凌遅刑の最後の処刑者とされているが、真相は定かではない。こうした写真は、中国を訪れていたフランス人によって撮影され、ポストカードになって出回ったらしい。それがヨーロッパの新聞に掲載されたことで西洋人たちが凌遅刑を禁止するように圧力をかけ始めたのだ。
王維勤(次頁 写真4)は元役人で、2つの家族を殺害したという理由で処刑された。1904年10月のことである。20世紀初頭、凌遅刑は公式には廃止されたが、後年になって文化大革命の際にも広西チワン族自治区でカニバリズムを伴う虐殺があったとされている。そこでは、水責めや釜茹でに加えて、やはり肉を剃り落とし、心臓や肝臓、性器を取り出すといった行為があったらしい。しかし写真が全く残っていない。そして21世紀現在、未だにチベットやウイグル自治区で凌遅刑のような行為が行われているという噂もあるが、やはりこれらの真相も謎のままだ。犯した罪はどのように償われるべきなのだろうか、罪に対して対等な罰とは、果たして存在するのだろうか。
(文=板倉紗甫)
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