1月10日はミュージシャン、デヴィッド・ボウイが死亡した日!
1月10日はミュージシャン、デヴィッド・ボウイが死亡した日! 死を意識しながら完璧にデザインされた遺作アルバム

『死の2日前に発表されたデヴィッド・ボウイのアルバム「Black Star」のジャケット』
2016年1月10日は、1960年代後半からその独特な世界観で世界のポップミュージックシーンを牽引した不世出のミュージシャン、デヴィッド・ボウイが死亡した日である。
その死の18カ月前に医師から肝臓ガンとの診断を受けていたボウイであったが、プロデューサー以外の参加スタッフ全員にはその病気を隠しながら、秘密裏に最期の作品作りへ取りかかり、2016年1月8日、自らの69歳の誕生日に最新アルバム『Black Star』を発表。
その2日後に、肝癌ガンで亡くなったことが公式Facebookで公表された。
特にその収録曲『Lazarus』の歌詞は、「Look up here, I’m in heaven」で始まり、近い将来の死を意識して作られた曲であると言われている。
1年以上をかけて製作された最期のアルバムは、長年支えてくれたファンへの遺書と呼ぶに相応しいタイミングのものであり、完全主義者ともいわれる生前のボウイらしい丁寧な仕事であった。
時に“カルト”とも形容された挑戦的な表現を追求したアーティストであったために、知名度のわりに商業的な成功を収めていたと言い難い音楽活動であったが、周到に用意された“最期のメッセージ”は、自身初のビルボード全米チャートの1位を獲得した。
デヴィッド・ボウイは、自殺以外の方法でここまで思い通りの死がデザインできるということを、その類い希な才能で最後に証明してみせたのである。
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