「とうとう……脱がしてしまいました」LGBT系のクレオパトラ映画が凄い!

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画像は「Amazon」より引用

『クレオパトラ』
1970年・虫プロ
監督/手塚治虫、山本映一
脚本/里吉しげみ
声/中山千夏、ハナ肇、なべおさみ、野沢那智ほか

 地上波で放送できないアニメラマ(アニメーション+ドラマ+シネラマ+パノラマ)の中でも捻ったSF作品『クレオパトラ』。キャッチコピーは「とうとう……脱がしてしまいました」だ。

 監督は前作の山本映一に加え、手塚治虫も自ら腕を振るった。脚本は戯曲家・舞台演出家の里吉しげみで、「あのチンポコよ~どこ行った~」という歌詞で放送上問題視された『オー・チン・チン』(ハニー・ナイツ)の作詞も手掛けた人。

 音楽に富田勲、作画に杉井ギサブローと前作と同じ布陣で要所を固めたが、キャラクターデザインには、日本酒「黄桜」のCMに登場する全裸の河童で知られる昭和大人漫画の名匠・小島功が起用され、当時の観客層に寄せた艶っぽいクレオパトラがスクリーンに登場した。個人的には手塚治虫が描いたクレオパトラも見たかったけどね。

 もう一つ大きな特徴として、前作同様に旬のタレントを主要人物の声優に起用したこと。クレオパトラには、女優・声優・歌手・作家・政治家と大車輪の活躍を見せていたマルチタレントの中山千夏。ローマの英雄ジュリアス・シーザーには、コミックバンドの先駆け「ハナ肇とクレージーキャッツ」のリーダー・ハナ肇。そのハナ肇の付き人を経て俳優としても頭角を現していたコメディアン・なべおさみが、ローマの将軍アントニウスの声を当てた。なべはこの作品をきっかけに『長靴をはいた猫 80日間世界一周』(76年)の主人公ペロ、テレビシリーズ『スヌーピーとチャーリーブラウン』ではチャーリーブラウン(81~85年)と、声優としての才能も発揮していく。

 だが作品は『千夜一夜物語』のような大ヒットとはいかず、虫プロは次作『哀しみのベラドンナ』の興行失敗に止めを刺され1973年に倒産する(1977年再建)。史実に大胆なアレンジが加えられたストーリーを簡単にまとめておこう。

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