新型コロナ患者に“隕石の粉”を処方して治療!? 健康保険も適用「致死率下がった」、ドイツ・シュタイナー病院をめぐり議論紛糾!

 新型コロナウイルスの治療に有効な代替療法はあるのか。ドイツの“シュタイナー病院”では、なんと地球に落下した隕石の鉄分を混ぜた湿布をコロナウイルス患者の胸に貼って治療しているというのだが――。

■シュタイナー病院での新型コロナウイルス治療法

 20世紀初頭に活躍したオーストリア出身の哲学者で神秘思想家、ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)が提唱した芸術としての教育が“シュタイナー教育”だ。そしてこの思想に基づくシュタイナーの哲学は教育のみならず、建築、農業、ダンス、医学などと幅広い分野に適用されている。

 そしてシュタイナーの哲学は「人智学(anthroposophy)」と呼ばれるようになり、ドイツ語圏を中心に近代の諸問題を克服する実践的思想として支持を集めて今日に至っている。

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ルドルフ・シュタイナー 画像は「Wikipedia」より

 ドイツにはシュタイナーの哲学に従った200以上の学校、500以上の保育園、263の精神障害者のための施設がある。ドイツ国内で最も売上高の大きいドラッグストアチェーンである「dm-drogeriemarkt」と、2番目に大きなオーガニックスーパーマーケットのチェーンである「Alnatura」は、どちらも自称人智学者によって運営されている。主にドイツ国内で利用されているが、一方で世界的なブームも巻き起こしている。

 現在ドイツには10以上の「シュタイナー病院」があり、人智医学は「特別な治療形態」としてドイツの法律で容認されている。つまりこの治療法は、その有効性を外部から証明することなく使用が承認されているのである。2019年には、保守派の連邦保健大臣、イェンス・シュパーンが、シュタイナー病院で施されるホメオパシー療法を、公的医療保険会社がカバーする治療法リストから削除しない決定を下している。科学的に実証されていない治療法が公的な保険の適用内になっているのだ。

 そして今回のコロナ禍である。いったいシュタイナー病院ではコロナ患者に対してどんな治療を行っているのか。

 シュタイナー病院はあくまでもコロナ患者に施した代替療法は従来の治療を補完する「補助療法」であると説明したうえで、患者の胸に湿布を施しているという。

 その湿布の成分には粉末のショウガの根、マスタード粉、ノコギリソウ茶、そして「ホメオパシーペレット」と呼ばれる隕石の鉄分が混ぜられている。

 ドイツに本拠を置く化粧品、医薬品メーカーの「Wala」は英紙「オブザーバー」に、障害者のためのシュタイナーケアホームで新型コロナウイルスの予防薬として広く処方されているホメオパシーペレットには、大気圏突入後に完全に燃え尽きていない隕石の粉砕された残滓が含まれていると語っている。

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