体内で炭水化物がアルコールに変化する男の苦悩! ケーキで泥酔&気絶&依存症…

 イングランド東部サフォーク州ローストフトに住むニック・カーソンさんは、体内で炭水化物がアルコールに変化してしまう「腸発酵症候群(ABS)」を患っている。それは腸管内にイースト菌が急増し、酵母が糖をアルコールに変換することが原因の病気だという。

 いうなれば、ニックさんの身体は“アルコール醸造所”として機能してしまい、1滴のアルコールもなしで酔ってしまうのだ。

■ケーキを食べて酔う「腸発酵症候群(ABS)」とは?

 ニックさんは2003年に初めて「腸発酵症候群(ABS)」の症状に気づいた。

 ニックさんはホームクリーニングの会社を経営しているが、仕事で強い化学薬品を使用した後、非常に気分が悪くなった。彼の奇妙な症状は、その時点から始まったという。

 しかし、ニックさんはその症状が「腸発酵症候群(ABS)」であるとは、なかなか気づかなかった。その後、ニックさんが妻のカレンさんとテレビを見ている時に、ABSが取り上げられ、初めて自分の病名にたどり着いたという。その後、夫婦はこの病気を調べ始めたが、最終的に医者から診断を下されるまでには、何年もかかったという。

 現在もニックさんは、口にした物によって、いつどこで酔って気を失うかわからない状態だ。

 ニックさんは、ABSを起こす可能性のある食物を避けようと努力しているが、ほんの少しの食事でも、この病気は引き起こされる可能性がある。

「砂糖や炭水化物を少しでも口にすると、すぐに酔ってしまいます。あらゆる種類の食品に炭水化物が含まれているため、それらを完全に避けるのはなかなか難しいのです」(ニックさん)

 ある時、ニックさんは低脂肪チップスを少量試したが、酔っ払って居間に倒れ、最終的には食べてから45分以内に気絶したこともあるという。

 そして奇妙な事実がある。ABS発病前には、ニックさんは甘い物が好きではなかった。しかし発病後、ニックさんは、ヴィクトリアケーキ(英国の代表的なティーケーキ)をホールで「無性に食べたくてたまらない」 という。

 しかしニックさんにとって、糖分と炭水化物たっぷりのスポンジケーキは非常に危険な食物だ。実際、彼はスポンジケーキを食べたために、あわや死にかけたことがあるという。

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