乳首は黒オリーブ、覗き見しながら自慰!? 狂人スレスレ監督が撮ったトンでも怪奇映画『狼女の伝説』にドン引き!!

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0623ookamionna_01.jpg※イメージ画像:『狼女の伝説』

『狼女の伝説』
1977年・イタリア(日本未公開)
監督/リノ・デ・シルヴェストロ
脚本/リノ・デ・シルヴェストロ、ハワード・ロス
出演/アニク・ボレル、ハワード・ロスほか

 日本での公開を予定されながら、詳細が公表されず、「諸般の事情」ってヤツで人知れずオクラ入りになっている洋画は多い。今回の『狼女の伝説』(原題『WERE WOLF WOMAN』)もそういった不遇の作品で、解説が書かれたホラー映画本も見当たらないほどデータが乏しい。監督・脚本は、アソコにカミソリを隠した女囚が変態ドイツ将校にリベンジする『悪魔のホロコースト』(1976年)などで人気の女囚映画の巨匠にして狂人スレスレと噂されるリノ・デ・シルヴェストロ。

■『狼女の伝説』あらすじ

 200年前のイタリア・サラスの森。満月の夜、たき火に照らされて踊る全裸女性が、全身毛に覆われた狼女に変身する。人の顔に犬の黒い鼻が付き、5センチほどに長く伸びた黒い乳首(これはキモイ!)。なんでも体毛はバターを塗った体にカーペットのラグを貼り、黒い乳首は黒オリーブを付けただけだそうで、これは特殊メイクと言ってよいのか(笑)?

 森ではたいまつを持った村人たちによる山狩りが行われている。ひとりの若者が木陰に潜んでいた狼女に持っていた斧を奪われ、それを眉間に叩き込まれる。噴き出す鮮血はまるでマカロニ・スプラッター。だが、あえなく狼女は村人らに捕えられ、その場で火あぶりに。そこで「あ~!」と、うなされて目が覚めるダニエラ。場面は現代(1960年代)に移る。

 夜な夜な悪夢に苦しむダニエラを案じた父親のメッセリ伯爵は、精神科医のトレヴェルに診察を依頼する。ダニエラは13歳の時にレイプされ、それを忘れさせるためにサラスの森にある先祖の旧家に越してきていた。やがてダニエラにボーイフレンドができたが、若い彼がセックスを急いだことで少女時代のトラウマがよみがえり、屋根裏に引きこもってしまう。そこでダニエラは、自分の顔にソックリな先祖の肖像画と、彼女が森で狼女として火あぶりにされた伝承が書いてある新聞記事を発見。それから、さらなる悪夢が始まった。

 ある満月の夜、アメリカの大学に留学していた姉のイレーネが彼氏を連れて帰郷する。だがダニエラは、夢で見た狼女が殺した村人と姉の彼氏が瓜二つであることに驚く。深夜、姉と彼氏の情事をドアの隙間から覗きながら自慰するダニエラ。視線を感じた彼氏は行為を中断。ダニエラは森へと逃げ出し、彼氏はその後を追う。

 そして200年前と同じ場所で(木陰とか、ちゃんと同じアングルで撮影)ふたりは対面する。全裸のダニエラは「イレーネでは味わえない快感をあげる」と、まだ発射していない彼氏を誘惑。だが彼氏が抱き付くとダニエラに狼女の記憶がよみがえる。ダニエラは彼氏の喉笛を咬み裂き、死体を崖下に突き落とし「ギャアア~!」とすさまじい形相で咆哮する。

 ダニエル役のアニク・ボレルは、「メイクなしでも演技だけで狼女のように見えた」と監督が絶賛したように、狂犬病のような眼つきと、付け牙なしでも歯を剥き出しただけで狼女に見える顔で凶暴性を十分に体現している。

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