「コロナに負けない身体になる食材」8品目を元理研研究員が暴露!! 免疫力アップの秘訣は「まごはやさしいこ」、ファクターXの正体も

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 世界各地で次々と変異を繰り返しながら人類を襲う新型コロナウィルス。日本でも先月、わずか3週間のうちに10万人がPCR検査で陽性となり、2度目の緊急事態宣言も発令されてしまったが、それでも欧米やアフリカ諸国と比べて日本における死亡率や重症化率は低い。

 去年の感染拡大「第一波」の時から、欧米のような厳しいロックダウン(都市封鎖)をせず“強制なき自粛”という対策にもかかわらず、日本人の被害が比較的抑えられている謎の要因すなわち「ファクターX」には世界中が注目している。「すでに免疫ができているのではないか」「清潔な文化と健康的な食事、マスク着用習慣が良いのではないか」「BCGワクチンが新型コロナに対する免疫を作っているのではないか」など諸説入り乱れているが、いずれも確固たる科学的データはない。

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小早川智氏

 この「ファクターX」について、国立研究開発法人理化学研究所・元特別研究員の小早川智氏は、日本人の「腸内フローラ(腸内細菌叢)」こそが正体ではないかと考えている。実は人体の免疫システムの大半が腸に由来し、腸内環境が悪くなると身体全体の免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなる。腸内には3万種、1千兆個もの細菌が存在するが、それらが種類ごとに群れをなして腸の壁面で生息しており、“フローラ=花畑”のように見えることに由来する呼称だが、日本人の場合、それがなぜ、どのように違うのか? 早速、筆者は小早川氏にインタビューした。

■3つに大別される人類の腸内フローラ

――よろしくお願いします。「ファクターX」の正体が日本人の「腸内フローラ」であるというお話、詳しくお聞かせください。

小早川智氏(以下、小早川)  はい、民族によって腸内フローラが異なるのです。2011年に学術誌『Nature』で発表された論文によると、人類の腸内細菌叢のパターン(エンテロタイプ)は3種に大別されることが分かりました。第1のタイプが「スウェーデン・日本人タイプ」、第2が「欧米タイプ」、第3が「アフリカ:南米タイプ」。3つのエンテロタイプには、それぞれ次のような特徴があります。

1. スウェーデン・日本人タイプ
スウェーデン人と日本人に多いエンテロタイプ。ビフィドバクテリウム属、ルミノコッカス属の比率が他のエンテロタイプに比べ多いのが特徴。スウェーデン、日本とも農業と漁業の盛んな国特有の長年にわたる食習慣、つまり穀物を主食とし、海産物を多く食べる点が影響していると考えられる。

2. 欧米タイプ
欧米人や中国人によく見られるエンテロタイプ。タンパク質や脂肪を多く摂取する食習慣をもつ人に特徴的なタイプ。バクテロイデス属の比率が高い。

3. アフリカ・南米タイプ
中南米やアフリカ大陸に住む人に多いエンテロタイプ。穀物を主食にしている人に多くみられる。プレボテラ属が多い。

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――日本とスウェーデンが同じグループにいることに驚きました。

 スウェーデンといえば、当初は他の欧米諸国のようなロックダウン・都市封鎖をせず、一部の施設のみ規制しただけでしたが、若者の死亡率は厳しいロックダウンを行った国と変わらず、亡くなった人の90%は70代以上だったようです。しかし、老人ホームで幾度もクラスターが出てしまい、やむなく政策を変更しました。

小早川  スウェーデンには、日本ほどの発酵食品文化もありません。緯度も北で、冬は日光に当たれる時間も少なく、(日本人よりは)新型コロナの症状にかかりやすくなりますね。同じエンテロタイプでも、条件が少し異なります。

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