自殺未遂騒動の前に撮影された最重要・封印映画! 問題児・近藤真彦と中森明菜が共演の壮絶すぎる内容とは?

――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・天野ミチヒロが、ツッコミどころ満載の封印映画をメッタ斬り!

『愛・旅立ち』
1985年・東宝
監督/舛田利雄
脚本/笠原和夫、舛田利雄
出演/近藤真彦、中森明菜、勝野洋、萩尾みどり、高樹沙耶、丹波哲郎ほか

 ここに、未だもってDVD化すらされない1本のアイドル映画がある。近藤真彦中森明菜のダブル主演による『愛・旅立ち』だ。公開された1985年に発売されたビデオが最後の商品化だった。

 昨年の11月、「ジャニーズの長男」と呼ばれるマッチこと近藤真彦が、25歳年下女性との5年不倫の発覚により「無期限活動自粛」をジャニーズ事務所から戒告された。マッチの二十代の頃を知るアイドルファンや芸能通なら、それどころじゃなかった彼の大スキャンダルを覚えているであろう。

 平成元年の1989年7月11日、80年代に松田聖子と人気を二分していたトップアイドル中森明菜(当時23歳)が、近藤真彦(当時24歳)の自宅マンション浴室で手首を切り病院に搬送された。その後明菜は半年間雲隠れし、事件の影響で2人とも紅白歌合戦の連続出場(マッチ8年、明菜6年)がストップする。しかしその年の大晦日、なんと紅白の裏でマッチと明菜の記者会見が緊急生放送されたのだ。

 会場では金屏風の前に2人が並んでいたため、200人を超える報道陣は「婚約会見か!?」と色めき立った。だが2人は結婚については否定し、交際宣言に留め、自殺騒動の謝罪と仕事復帰の報告に終始した。これが芸能史に残る「金屏風事件」だ。自殺未遂の理由については何も語られず、事情通による様々な憶測が飛んでいるが現在も真相は闇の中だ。

 この時点で2人の交際は6年と言われているため、共演した『愛・旅立ち』の撮影時(1984年)にはすでに恋仲だったわけだ。DVD化されないのはこのスキャンダルが影響しているから? といった推測が飛び交っているいわくつきのアイドル映画『愛・旅立ち』は、いったいどのような作品だったのだろうか。

 監督は『二百三高地』(80年)でアカデミー賞優秀監督賞を受賞した舛田利雄。ヒットメーカーとして知られ、以前このコラムで紹介した封印映画『ノストラダムスの大予言』(74年)の監督でもある。しかし、キュンとしたくて劇場に足を運んだそれぞれのファンは、その独特な作風に戸惑いを受けるのであった。

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