火星で新たな化学反応を検出、地球の構造とソックリであるとガチ判明! やはり火星文明が… 

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画像は「Science Alert」より


 火星でこれまで見られなかった化学反応が発見され、また1つ火星が地球に似た構造を持つ可能性が浮上した。

 科学系ニュース「Science Alert」(2月11日付)によると、英オックスフォード大学の物理学者ケビン・オルセン氏らが、初めて火星に塩化水素があることを発見したという。同研究は学術誌「Science Advances」に掲載された。

「これは火星の大気中にハロゲンガスが存在することを初めて発見したものであり、新たな化学サイクルの理解を意味しています」(オルセン氏)

 オルセン氏らは、火星の火山活動を確認するため、大気中に塩素を含むガスがないかどうか注意深く観測してきた。火山活動によって塩化水素が生成された場合、局所的に急増し、また他の火山性ガスも同じく検出される。

 しかし、火星探査衛星「トレース・ガス・オービター」が検出した塩化水素には、そうした特徴が見られなかったのだ。砂嵐の間、火星の北半球から南半球まで広い範囲で検出され、他の火山ガスは検出されなかった。

 火星で塩化水素が発生したプロセスは、次のように説明される。砂嵐が地表の塩化ナトリウム(塩)を大気中に巻き上げ、火星の氷冠から生じた水蒸気がそれと混じり合い、塩素が生成される。その塩素がまた別の化学反応を起こし、塩化水素が生成される。

 これと似た塩化水素の生成プロセスは地球上でも見られるそうだ。つまり、火星には地球と同じような化学反応が起こる素地があるということである。そうなると火星の生命の存在もグッと現実味を帯びてくるだろう。

画像は「Popular Mechanics」より


 実際、科学ニュース「Popular Mechanics」(2月8日付)によると、生命の起源が火星にあると考える科学者もいるという。

 米アリゾナ州立大学の惑星科学者エリック・アスファウグ教授は、「惑星が液体の水を持つようになるまで冷えたときにはいつでも生命の繁栄が期待できると考えてみましょう。ところで、太陽系のどの惑星が最初に生存可能になる可能性が高かったのでしょうか?」と問い、その答えは「ほぼ確実に火星だ」とする。

「もし生命がどこかで生まれようとしていたら、火星で最初に生まれたかもしれない。生命発生の条件として、月の存在や地球に特有の要素といった何か極めて特別な要素が必要なのかもしれませんが、その条件はわかりません。いずれにしろ、生命が最初に誕生したのは液体の水が最初にあった場所という意味では、それは火星だったでしょう」(アスファウグ教授)

 このように、地球より先に火星に生命が生まれていた可能性まである。そう感がると地球と火星に似たような特徴があるのは、むしろ当然なのかもしれない。

 実業家のイーロン・マスク氏が火星移住を計画しているが、これは一種の里帰りになるかもしれない。というのも、一説には人類のもととなった微生物は火星からやってきたとも言われているからだ。ひょっとするとオカルト界でだけ語られる「火星文明」も証明されるかもしれない。一体、人類はどこから来て、どこへ行くのか、今後の研究にますます期待したい。

参考:「Science Alert」、「Popular Mechanics」、ほか

編集部

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