「ハッキングされたラブドールがオーナーを殺す」専門家が本気警告! もう手遅れ… “ロボット嘱託殺人”の対策は急務

 生身の人間と“スキンシップ”を図るIoT(Internet of Things)の1つがAI搭載のラブドールだが、もしこのラブドールが外部からハッキングされてしまったらどんな事態を招くのか。最悪の場合、パートナーであるオーナーを殺すことも可能であるというから穏やかではない。

■ラブドールによる“嘱託殺人”が行われる日

 人もモノもすべてがインターネットにつながる時代を迎えているが、その中には人間と“スキンシップ”を図るオブジェクトもある。AI搭載のラブドールは人間に最も近しいIoTの1つだが、このきわめて親密なラブドール(セックスドール)に、看過できないリスクがあることが指摘されている。もしもこのラブドールがハッキングされた場合、オーナーを殺すことも可能であるというのだ。

 “ステイホーム”が続く社会状況の中、ラブドールの需要がかつてないほど高まっているという。そして昨今の最新鋭ラブドールにはAI(人工知能)が搭載され、会話ができたり、オーナーである“ご主人様”にまつわる情報を学習したりと、目覚ましい技術進歩が起きている。

 AIが搭載されているということは、例えばアップデートの際にインターネットにつなぐこととなる。今後さらに機能が向上すれば、インターネットに常時接続したラブドールも登場するだろう。それはもはやセックス“も”できるロボットである。

 まさに身も心も人間のパートナーとなるロボットの誕生がすぐそこまできているわけだが、実はそこには深刻なリスクがあることが専門家から指摘されている。セックスロボットは、悪意のあるハッカーの手に掌握された場合、そのお相手を殺すことができる可能性があるというのだ。

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「Daily Star」の記事より

 香港の法律事務所「ONC Lawyers for Lexology」が発表したレポートによると、セックスロボットのテクノロジーはサイバー犯罪者の標的になる可能性があるという。人類の存在を脅かすという点では、セックスロボットは軍事用AIと同様の脅威であると警告しているのだ。

 新型コロナウイルスのパンデミックの間、ロックダウン下で人的交流が減少したため、セックスドール業界は活況を呈している。

「しかしサイバーセキュリティの専門家はすべての未成熟な技術と同様に、これらの新しいロボットが人類にとって重大な脅威になる可能性があることを警告する」(レポートより)

 現在、多くのロボットは「周囲を物理的に操作する」機能と「道具を使用する」機能を備えている。これらの機能は悪意のある人々に利用されることで深刻な災いとなる可能性がある。レポートではニック・パターソン博士の警告を引用している。

「セックスロボットを含む多くの現代のロボットをハッキングすることは、携帯電話やコンピューターのようなより洗練されたガジェットに比べれば簡単なことです。ハッカーはロボットやロボットデバイスに侵入して、接続された腕や脚、場合によってはナイフや溶接装置などの他の付属ツールを完全に制御できます。ハッキングされると、有利なシナリオで物理的なアクションを実行したり、意図的に損害を与えたりするために使用される可能性があります」(ニック・パターソン博士)

 セックスロボットを使った“嘱託殺人”が行われる日は近いということなのだろうか。まったくもって不気味な話だ。

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