3月31日は近親相姦家族が怪死した「ヒンターカイフェック事件」が起こった日! 6人が皆殺しも未解決、「何かに取り憑かれている」と噂され…

3月31日は近親相姦家族が怪死した「ヒンターカイフェック事件」が起こった日! 6人が皆殺しも未解決、「何かに取り憑かれている」と噂され...の画像1
(画像はWikipedia Hinterkaifeck murdersより使用)

『事件数日後のヒンターカイフェックの農場』

 1922年3月31日はドイツバイエルン州のヒンターカイフェック(現ヴァイトホーフェン)の農場に住む家族ら6人がツルハシで皆殺しにされた「ヒンターカイフェック事件」の発生した日である。

 被害者は63歳の農場主のアンドレアス・グルーバーとその妻ツェツィーリア、未亡人であった35歳の娘ヴィクトリア・ガブリエル、そしてヴィクトリアの7歳の長女ツェツィーリアと2歳の長男ヨーゼフ、さらにこの日に勤務を始めた女中マリア・バウムガルトナーの6人。

 彼らはこの人里離れた静かな農場に住んでいたために、死後4日を経過した4月4日になるまで発見されなかった。

 その原因としてはアンドレアスとヴィクトリアが近親相姦をしていることで周囲に知られており、ヨーゼフはその二人の息子であったと噂され、完全に近隣から孤立した家庭であったことが考えられている。

 その他にも、この事件には謎めいた部分が多いのが特徴で、まず、ほぼすべての死体が発見された納屋から多額の現金が出てきたために、犯行の動機が不明であること、そして犯行当日以前から屋根裏に潜伏していたことがわかった犯人たちは数日現場に滞在していたこと(煙突の煙が目撃されている)、さらにヴィクトリアはしばらくの間生きていたこと(自らの頭髪を引き抜いた痕跡があった)、極めつきはマリアの前に女中として住み込んでいた女性は、半年前に辞めてゆく際に「ここは何かに取り憑かれている」と言ってことなどが挙げられる。

 極めてオカルト的なムードの濃い未解決事件であるが、捜査にもその側面は存在しており、当時霊媒術を操作に適用していたミュンヘン警察は死体の頭部をニュルンベルクの霊媒師に送ったというが、第二次世界大戦のさなかに喪失している。

 まさしく《呪われた一家殺人》と形容するに相応しいこの一家殺人は、ドイツでも最も有謎めいた未解決事件のひとつであり、この事件を元にしたアンドレア・M・シェンケルの小説『凍える森』等で世界的に知られている。

<3月31日に世界で起こった不幸な出来事一覧はコチラ>

編集部

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