「次のパンデミックは“ピーナッツバター”が原因で起こる」!? 科学者が本気警告! コロナ級のヤバいことが…

 次のパンデミックの引き金になるのはピーナッツバター!? 専門家に指摘に衝撃が広がっている。

■ピーナッツバター好きに悲報

 何かと新型コロナウイルスばかりに目が向きがちな昨今だが、意外な所からまったく別の感染症が蔓延しパンデミックを起こす可能性も常にある。

 新型コロナウイルスは人々の間で流行する前にコウモリの間で蔓延していたと考えられているが、このように動物から人間に伝染する感染症は「人獣共通感染症(zoonotic disease)」と呼ばれ、パンデミックの主要な原因の1つと考えられている。

 仏モンペリエ大学のセルジュ・モラン教授が率いる研究チームが、今月「Frontiersin Veterinary Science」で発表した研究では、現在世界中で進む森林破壊が深刻な人獣共通感染症のパンデミックに繋がることを警告している。その森林破壊の“共犯者”にはピーナッツバター好きの人々も含まれているというから図星を指されて焦る向きも少なくないかもしれない!?

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「Daily Star」の記事より

 なぜピーナッツバター好きが後ろ指を指されるのか。それはパーム油の大量消費に加担しているからであるという。

 パーム油は「植物油」としてピーナッツバターを含むさまざまな食品やコスメ用品、洗剤などの家庭用品に使われている。一説によれば家庭で消費される商品の約50%にパーム油が含まれているということだ。

 パーム油が抽出されるアブラヤシの農園は、森林を伐採した跡地に作られている。今回の研究ではこの森林伐採によって生物多様性が毀損され、野生生物たちが住処を奪われた結果、人獣共通感染症の伝染の可能性が高まることを示唆しているのだ。

 アブラヤシ農園などの広い面積をカバーするために同じ作物を植えることは、生物多様性を減少させ、最終的には持続不可能な事態を招くという。

「土地利用の変化は生物多様性の損失を特徴とし、これらの単純化された生息地は病原体保有動物と感染症媒介動物に有利に働きます」(モラン教授)

 次のパンデミックのことを考えると、呑気にピーナッツバターサンドを食べている場合ではないのかもしれない。

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「Daily Star」の記事より

■森林破壊を防ぐ3つの提言

 モラン教授の調査によると、世界の森林損失の4分の1は、牛肉やパーム油などの製品に対する需要の増加によるものであるという。

 被害は生物多様性の損失ばかりではない。パーム油のために1ヘクタールの森林を伐採すると、実に174トンもの二酸化炭素が排出されるのである。

 モラン教授らは、1990年から2016年にかけての急速な森林伐採とアブラヤシ農園の増加は、本質的に人獣共通感染症の蔓延の増加、および虫刺されによる媒介動物感染症の蔓延に関連していると結論付けている。

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