4月1日は歌手マーヴィン・ゲイが死亡した日! 牧師の父に射殺される

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(写真はWilipedia Marvin Gayeより使用)

『1971年のアルバム『What’ Going On』のジャケット(写真左)とマーヴィン・ゲイの致命傷を知りその自宅に駆けつけたファンたち』

 1984年4月1日は、60〜70年代のモータウン・レーベル全盛期を支えた代表的アーティストであり、大ヒット曲『Ain’t No Mountain High Enough』『What’s Going On』等で当時の黒人音楽に新しい地平を切り開いた歌手のマーヴィン・ゲイが実父により射殺された日である。

 牧師のマーヴィン・ゲイ・シニアの家庭の長男として生まれたゲイ(・ジュニア)は、自然と教会で歌うようになり、ゴスペルの影響を受けて育った。父親も長男の持つ音楽の才能を見抜き、幼少期よりプロを目指すように育てたのだが、その教育法は、「厳格」という言葉では括りきれないほど過激な虐待行為であったという。

 当時の父親をゲイは後年“残虐な王”と呼んだが、その親子関係が歪なものであったことは事実であろう。

 さらに、家族の名字である「Gay」を、誤解を避けるためにデビュー当時に「Gaye」と改めたことも、その名字を誇る父親との関係を悪化させることに繋がっていたとも言われている(クック「Cook」という名字の響きが男性器を表わす「Cock」に近いことを嫌い「Cooke」に改名したサム・クックの例を参考にしたという説も)。

 その複雑な父子の関係は、ゲイの才能がいかに世間的な評価を獲得しようとも、生涯にわたって絶えず歪なままであったのだろう。

 ゲイの45歳の誕生日の前日、両親の口論を体当たりで仲裁し寝室に入った息子を、父親は射殺した。

 心臓付近と肩に被弾したゲイはほぼ即死状態であり、使われた拳銃は、以前父親の誕生日に息子が贈ったものであった。

 この黒人最大級の音楽スターを襲った突然の“悲劇”は、どこか1964年12月11日にモーテルの管理人に射殺されたサム・クックの怪死劇を彷彿とさせ、クックを敬愛して止まなかったゲイにとっては《皮肉な続編》となってしまったといえよう。

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編集部

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