【閲覧注意】警官13人が“蜂の巣”状態で皆殺し… 麻薬カルテルとの銃撃戦に見るメキシコの地獄すぎる現状

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画像は「kaotic.com」より引用

 メキシコ・メヒコ州コアテペック・アリナスの高速道路で先月18日、警察の車両が襲撃され、警官13人が殺害される事件が起きた。現場となった町は同州の農村地域に位置し、ゲレロ、モレロス、ミチョアカンなど、国内で最も人気のある観光スポットのいくつかに隣接する。当局によると、マリファナの栽培とコカインの密売が横行している町だという。

 襲撃されたのは、同地域における麻薬密売を取り締まる作戦の一環として集められた13人で、8人が州警察官で5人が検察庁の捜査官だった。彼らの乗った車両は、待ち伏せしていた武装集団に道路の両側から銃撃され、銃撃戦を繰り広げたが、誰一人として命は助からなかった。

 銃撃戦とその直後の様子を撮影した映像が海外の過激動画共有サイト「Kaotic.com」で公開されている。襲撃者らは、まばらに生えている木々に隠れながら、警官らに発砲する。警官らは車両の前に伏せて応戦する。牛の鳴き声が聞こえるのどかな田舎町に銃声が鳴り響いた。画面が切り替わり、ハチの巣になった車両と、道路脇に横たわる遺体の数々が映し出された。

 襲撃を行ったのは、ミチョアカン州を拠点とする麻薬カルテル「ラ・ファミリア・カルテル」と特定された。同カルテルは以前、メキシコで最も危険とされる「ロス・セタス」の一部門として、メキシコ最古の麻薬カルテル「ガルフ・カルテル」と同盟を組んでいた。しかし、2006年に分裂し、カルロス・ロサレス・メンドーサをリーダーとして独立した。2009年7月と2010年11月には、連邦政府と州・連邦警察に対して、カルテルの解散を条件とした交渉を持ちかけるなど、政治への関与を強めている。2011年に2代目リーダーであるナザリオ・モレノ・ゴンザレスが殺害されたが、ラ・ファミリア・カルテルは現在も存続して活動を行なっている。

 メヒコ州司法長官事務所は今月6日、襲撃に関与したラ・ファミリア・カルテルの関係者25人を逮捕したと報告した。また、襲撃の指示を出した3人の容疑者についても特定し、その行方を負っている。事件の翌日、同国公安省は連邦警察や州兵、海軍などとの共同作戦を発足し、襲撃事件の実行犯の追跡と彼らが身を潜めそうな場所の捜査を行なってきた。25人の逮捕はその成果である。

 メキシコでは近年、麻薬カルテルと治安当局との対立が激化し、警官の殺害事件も増加している。暴力の応酬による政情不安定は同国の課題である。
(文=標葉実則)

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