マスクから有毒化学物質が検出される! 発がん性物質、アレルゲン… 「鼻と口に化学薬品が…」青色マスクの危険性も

 コロナウイルスのパンデミックは、2019年12月初旬に中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから始まった(もっと以前から出現していたという説もあるが)。そう、かれこれ1年半ほど、私たちはコロナ禍の中で生活しているのだ。その中で、私たちの生活に欠かせなくなったのがマスクだ。着用時間は個人の生活環境や仕事によって異なるが、長い人だと食事・睡眠時以外はマスクを着けっぱなしの人もいると思われる。

■中国製マスクに有毒化学物質!?

 パンデミック発生前も、中国は世界有数のマスク製造国であったが、このパンデミックにより同国は確固たる地位を築いた。現在、中国製マスクは、世界で生産されるマスクの実に85%を占めているという。

 2020年、中国ではマスクを製造・販売するためになんと7万社を超える新規企業が登録されている。果たしてこれらのマスクは、きちんと規制された環境で生産されているのだろうか。ニュースサイト「GreatGameIndia」の報道によれば、その私たちの鼻と口を覆うマスクから“有毒な化学物質”が発見された。

 マスクで見つかったこれらの有毒物質には、発がん性物質、アレルゲン、規制薬物が含まれる。マスクは、コロナウイルス感染を防ぐためのものなのに、専門家は「マスクに含まれる有毒化学物質が意図しない健康問題を引き起こす可能性がある」と警鐘を鳴らしている。

マスクから有毒化学物質が検出される! 発がん性物質、アレルゲン… 「鼻と口に化学薬品が…」青色マスクの危険性もの画像1
「GreatGameIndia」の記事より

 上のデータは、独アウグスブルクにある「Modern Testing Services」のマネージング・ディレクター兼共同創設者であるディーター・セドラク博士が、マスクから検出された化学物質と化合物をガスクロマトグラフィー質量分析法でテストしたものだ。

 そこには、ホルムアルデヒド、有害なPFCおよびその他の化学物質が含まれていた。ホルムアルデヒドは、目や鼻の灼熱感、涙目、吐き気、喘鳴、咳を引き起こし、PFCの架橋剤として使用される2-ブタノンオキシムには発がん性が指摘されている。

 セドラク博士は、「マスクにPFCが見つかるとは思っていなかった。これは大きな問題です」と語り、「PFCはウイルスをはじくように機能するので、液体忌避剤として意図的に使用されたようです。しかし、PFCは人間の顔、鼻、粘膜、または眼に使用するためには作られていません」と警告を発している。

 PFCは通常、ジャケットやリュックサックなどのコーティング用として、繊維に使用される。PFCによるコーティングは、ヒトが吸入することを想定されていない。

 他にも、環境保護団体グリーンピースの化学部門の創設者にして元ディレクター、世界的に有名な「Cradle to Cradle」環境基準の創設に携わったマイケル・ブラウンガート博士も、マスクのテストを実施している。

 ブラウンガート博士は、使用済みマスクにはホルムアルデヒド、その他の化学物質が含まれていると言い、「私たちが口と鼻から呼吸しているのは、実際には有害廃棄物です」と述べている。

 さらに、マスクからはアニリンや未知の人工香料も検出されているが、それらはマスクからの不快な化学臭をカバーするために使用されているようだ。このアニリンも、発がん性物質として知られている。加えて青色のサージカルマスクの場合、青色染料として化合物のコバルトが使われている物も見つかった。

「自分の鼻と口に化学薬品の混合物を押し付けているようなものです。それらの毒性や健康への長期的な影響については、テストされていない」と博士は懸念を表明している。

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