県外者は村八分! 死者ゼロの「コロナ空白地帯」島根県のファクターXは“徹底したヨソモノ排除”か

 新型コロナウイルス第4波が日本列島で猛威を振るう一方、政府や行政の対策は迷走を続けている。もはや、遅々として進まないワクチン接種の順番が回ってくるまで、自分の身は自分で守るしかなさそうだ。

 そんな中、注目すべきはコロナ空白地帯の島根県だ。同県は、累計感染者数は全国最少の379人(5月10日現在)で死者は全国唯一のゼロ。66万人という全国で2番目の人口の少なさもあるが、「ファクターX」は何なのか。

島根県の丸山達也知事

 島根は出雲大社や松江城といった国宝や温泉も有名な観光県だが、コロナ第4波の影響で観光客の人出は少ない。こうした状況は全国の地方都市で共通しているが、島根は役所主導で県民に「県外者との飲食」を控えるよう要請。歓楽街にある一部のスナックやキャバクラは入り口に「一見さんお断り」の貼り紙を掲げ、中には「県外の方はご利用をお控えください」という県外者の出禁を看板にしているスナックもあるほど、ヨソモノを警戒している。仕事で県庁のある松江市を訪れたという東京都在住の50代の男性は「普通の居酒屋で接待してくれた地元の人が、約束の直前に『入り口では県内在住って言ってください』とLINEを入れてきて驚いた」と振り返る。

言いたいことをはっきり主張するスナックの看板

 また、大阪府出身で3年前から同市在住の男性も、最近遭遇した緊迫の瞬間について明かす。

「ある飲食店で食事をしていた時のこと。大阪からかかってきた電話に応対していた際に、会話の中で関西弁が出てしまったんです。電話を切った私は、それまでにぎやかだった店内が静まり返り、ほかの客がみんなこちらを凝視していることに気が付いた。その後、店の女将が私のところに歩み寄り、怖い顔で『県外者ですか?』と問い詰めてきたんです。運転免許証の住所を見せて事なきを得ましたが、身震いする体験でした」

低姿勢な「一見様お断り」

 地元の事情通によると、こうした徹底した「ヨソモノ排除運動」は、2020年7月末に丸山達也県知事が県外者と飲食店でアルコールを伴う会食を控えるよう県民に要請したのが始まりだという。知事は全国的に感染が落ち着いた10月に要請は解除した。第3波が来たため、今年1月中旬にアルコールの有無にかかわらず、県外者と一緒に飲食店を利用する行為の自粛を要請して現在に至る。

暴力団と一見さん追放の店

 結果、県外者は村八分のような状態となっているわけだが「だれ一人、異論を言う県民はいない」と前出の地元事情通は真顔で語る。「『ウィズ コロナ』の都会とは違い、田舎はまだ感染に極端な恐怖を感じる人が多い。週に2、3人程度、ぽろぽろと出る感染者はほとんどが『県外に出掛けていた』『県外の人と濃厚接触していた』と発表される。9割方の感染ルートが県外となる現状で、県外に出る行為や県外者との接触は『掟破り』として白い目で見られる」(事情通)と、田舎らしい周囲の目が、図らずも感染の拡大を防いでいるという。

 また、昨年4月9日に島根で初の感染者が確認された際、歓楽街にあるガールズバーでクラスターが発生したため、周辺の飲み屋は感染に神経質となっているという。

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