小出恵介や高畑淳子が大暴走!? 倉科カナの“神憑り”も… 映画『女たち』大物プロデューサー2人がヤバすぎる裏話を激白(インタビュー)

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左:奥山和由氏、右:ジャッキー・ウー氏(撮影=編集部)

 出口の見えないコロナ禍にふさぎ込む日本。誰しもが悶々とした思いを抱える時代に、まるで風穴を開けるかのごとく登場した新作映画『女たち』が、(公開延期を経て)ついに6月1日より全国ロードショーを迎える。篠原ゆき子・倉科カナ・高畑淳子という演技派女優3人の“怪演”、世相を反映した濃密で強烈なストーリーなど、鑑賞者の心を鷲掴みにして離さない奇跡のような作品として話題沸騰中だ。なんと今回、製作の陣頭指揮にあたった日本映画界の伝説的プロデューサー・奥山和由氏と、エグゼクティブ・プロデューサーとして企画実現に奔走したジャッキー・ウー氏がTOCANAに登場。本作に込められた真意から撮影裏話に至るまで語り尽くしてくれた。

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©「女たち」製作委員会

映画『女たち』 ストーリー
40歳を目前にした独身女性・美咲(篠原)は、夫の自死を受け入れられない母・美津子(高畑)を介護し、やり切れない思いを抱えながら暮らしている。美咲が唯一、心のよりどころとしている存在が養蜂業を営む親友・香織(倉科)だが、彼女もまた人知れず心に深い闇を抱えていた。怒り、悲しみ、抑圧、絶望――山間の小さな町を舞台に「女たち」が壊れてゆく。


■完全に時代を呑み込んだ作品を

――女優たちの演技と存在感に圧倒されました。本作誕生の経緯とは?

奥山和由氏(以下、奥山)  この映画には、もともと脚本や原作があったわけではないんです。まず、(自身が昨年プロデュースした)『銃 2020』に出てもらった篠原さんが実力に反して伸び悩んでいるように感じて、彼女を主演にした映画を作りたいと思っていました。それで、「クリエーターズ・ファクトリー」(※)で『おだやかな日常』(2012)が好評だった監督の内田伸輝さんに聞いたら、ちょうど主演を頼みたい企画があると。これは運命だと思って動き出したんです。

※ 次世代の映像業界を担う才能を発掘・支援するため、第5回沖縄国際映画祭で奥山が新たに立ち上げたプロジェクト。

――製作はスムーズに進行したのですか?

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奥山和由氏(撮影=編集部)

奥山  それが最初、企画案を読んだらまったく面白くなくて。別の監督に当たろうと思っていたら、他にもいろいろ考えていると。その中に、養蜂場を舞台にした(『女たち』の原型となる)ものがあったんです。でも、その時はまだ全然違う話でしたね。それで、監督と話し合いながら脚本を組み立てていたらコロナという波がやって来た。

――本作ではマスクや検温など、コロナ禍の世界も描かれていました。

奥山  映画を作っても2年くらい経つと時代は変わってしまうから、これまで私は時代とは関係なく、どちらかと言えば時代に背を向けた映画作りをしてきたけれど、今回ばかりはこれを飲み込んだ作品にしようと。そして、今の時代を表現するのはやはり女性だろうと考えたのです。

――その真意とは?

奥山  今の日本には真綿で首を絞めるような生き苦しさがあって、幸福とは違うけれど不幸とも言い切れないようなところにみんな留められて、大人しく言うことを聞きなさいとなっている。そんな中で、女性こそが時代を表現できる。その理由は男にあると思っていて、現代の男たちは総じて卑怯で姑息な、忖度だけの集団になっているような気がするんです。きっちりとぶつかることをしない。この映画に登場する女性たちは、息苦しさの中で、一筋の明かりをやっと見るために、あれだけモロにぶつからなければならなかった。時代の本当の姿とマッチしたものを描くため、女性たちを主人公にする必要があったんです。

――奥山さんの想いに女優たちも共鳴してくれたのですね。

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©「女たち」製作委員会

奥山  倉科さんは自ら「この役は髪を切ったほうがいいと思う」と演技のためにバッサリ短くしたんです。高畑さんも篠原さんもどんどん役への思い入れが強まって、もう企画が止まらなくなった。でも、こんな状況での映画作りだからロケハンにも苦労するし、予算を当初の半分にしてもまだ資金が足りない。製作者として、これは止めなきゃいけないのかもしれないと思うこともあったけれど、窮地を助けてくれたのがジャッキーでした。

ジャッキー・ウー(以下、ジャッキー)  あの奥山さんの企画ですから、もうお金の問題ではなかったんですよ。一緒に仕事できることが嬉しくて、飛び込ませていただきました。

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