人間の女性がゴリラとセックスして子供を妊娠!? 衝撃ニュースの真相が遂に判明!

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 人間の女性がゴリラの子供を妊娠したというニュースが、海外のSNSや一部ニュースサイトで話題となっている。にわかには信じがたいニュースであるが、その真相やいかに? 「International Business Times」(6月7日付)が報じている。

Fact Check: PETA Activist Pregnancy With ‘Gorilla Sperm’; Is Molly Heather a Fictitious Character? (International Business Times)

画像は「World News Daily Report」より引用

「International Business Times」によると、事の始まりは2020年に「World News Daily Report」というサイトに掲載された一本の記事であった。

 米サンディエゴ動物園の元スタッフ、モリー・ヘザー(当時23)は、仕事中にゴリラの精液を採取し、それを自らの子宮に入れて妊娠しようとしていたという。彼女は動物保護団体PETAの一員であり、レズビアンの処女であったが、絶滅危惧種であるゴリラを救う一心からの行動だったという。

 だが、数年がかりのこの試みはまったくうまくいかなかった。そこでヘザーは、体外受精させたゴリラの受精卵を自分に移植するという方法を思いついた。つまり彼女は、ゴリラの代理母になろうと考えたのである。サンディエゴ動物園のオスゴリラ・ジョージの精子とメスゴリラ・カミラの卵子を体外受精させて自分の子宮に移植し、ヘザーはついに妊娠に成功したという。

 専門家によると、人間がゴリラの子供を妊娠したり、代理母になったりすることは不可能だという。免疫システムが精子や胚を異物と認識して排除してしまうからだ。

画像は「World News Daily Report」より引用


 ヘザーは2018年に不適切な行為を理由にサンディエゴ動物園をクビになったという。体外受精に挑む前に、ゴリラと性行したという疑いもかけられているが、ヘザーはそれを明確には否定していない。しかし、自らの行為はあくまで種を保護するためだったと述べている。

「World News Daily Report」の記事が出てからおよそ1年、一部SNSでこのニュースが注目を集めた。そして6月6日付で「Surf News」がそれを記事にすると、ニュースはさらに拡散することとなった。

■真相は?

 もし本当に妊娠が成立し、ヘザーがゴリラの代理母となったのなら驚くべきニュースであるが、いうまでもなく、この記事はフェイクである。「International Business Times」によれば、モリー・ヘザーという人物の写真や動画、その他情報は一切見つからないという。また、サンディエゴ動物園のサイトによると、ジョージやカミラという名前のゴリラはいないようだ。

 そもそも最初に記事を掲載した「World News Daily Report」はフェイクニュースサイトとして悪名高く、免責事項には「このWebサイトの記事に登場するすべての登場人物 (実在の人物に基づくものも含む) は完全に架空のものである」と明記されている。

 信じるか信じないかはあなた次第……とはいうものの、噂の出所がどういうところかを確認することは、インターネット時代における必須スキルといえるだろう。

参考:「International Business Times」「World News Daily Report」「San Diego Zoo」ほか

編集部

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