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【新型コロナ】台湾の爆発的クラスターは熟女風俗系“茶芸館”からと特定される！感染拡大は確実…中国が追い打ち!?

2021.06.14 16:00

　世界が新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける中、際だった感染対策によって「優等生」と評されていた台湾に異変が起きている。

「台湾では徹底した検疫と感染者の隔離政策によってコロナの“封じ込め”に成功。5月前半までは新規感染者が一桁台で推移し、累計の感染者数も100人に満たないほどでした。ところが、5月11日に11人の新規感染者が確認されると、そこから感染者数はうなぎのぼり。15日には、新たな感染者がいきなり200人近く確認され、28日にはついに最多554人に膨れ上がった。感染者数は1カ月あまりで1万人を超えるという事態に陥っているのです」（全国紙外信部記者）

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　短期間で患者が急増したために病床も逼迫。台湾にとってさらに痛手となっているのは、ワクチン接種の遅れが目立つことだ。台湾ではワクチンの対人口の接種率は人口のわずか3%程度にとどまっており、ワクチン接種の遅れが指摘される日本よりもさらにひどい状況なのだという。

　なぜ、こんな惨状を引き起こしてしまったのか。その原因として指摘されているのが、「風俗街クラスター」の可能性だ。

「現在、台湾で感染拡大をもたらしているのは英国型の変異株だ。感染源とされているのが、4月下旬に台湾に入国した中華航空の国際貨物便パイロットだ。このパイロットは帰国時の検査では陰性だったが、その後、症状が現れて感染が発覚。ウイルスの潜伏期間中に滞在していた桃園国際空港近くの隔離用ホテルで感染を広げてしまった。広まったウイルスはさらに台北市内での感染拡大ももたらしたが、その発火点となったのは、『茶芸館』と呼ばれる店だった」（現地事情通）

　この「茶芸館」という業態。字面だけ見ると気軽に台湾茶を楽しむ喫茶店のようでもあるが、そのサービスの実態はネーミングから連想されるイメージとはかけ離れたものだという。

「高級なお茶を楽しめる店もあるが、感染が広まった台北市萬華という地区にある茶芸館はただの喫茶店ではない。そもそも、その一帯はかつて売春街だった場所で、今もいかがわしい店が並ぶ東京でいう歌舞伎町のようなエリア。そこで営業している茶芸館は、酒が楽しめる店であるのと同時に、女性による性的サービスも伴う性風俗店であることがほとんどだ。こうした店は働く女性の年齢層が高く料金が格安で、顧客の多くが高齢男性であることなどから、地元で『阿公店（おじいちゃんの店）』とも呼ばれている。日本でいえば連れ出しOKの熟女キャバクラのようなものだ」（同）

　地元メディアによると、こうした“濃厚サービス”を提供する茶芸館は同地区に150店以上林立しているとされる。すでにこの萬華エリアに建つ茶芸館で155例、エリア周辺でも86例の感染源が確認されており、その多くが最初の感染源とされるパイロットと同じ「英国型変異株」に感染していたとみられている。

「いかがわしい店でのクラスターだったため、感染経路が追い切れていないケースもあり、今後、さらに感染が広がるのではないかという懸念もある。これまではほぼ完璧な水際対策でウイルスの侵入を食い止めてきた台湾だが、英国型やインド型など、より感染力が強い変異株が登場したことで、従来の感染対策の限界も見えてきた」（同）

　軍事的圧力を強める中国が、台湾のワクチン獲得を妨害するような動きも見せており、蔡英文政権は土俵際に追い込まれている。