五輪関連番組の最初の放送は笑顔か?真顔か?「どの顔が正解かわからない…」TV局で話し合われる内容とは?

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画像は「Getty Images」より引用

 いよいよ東京オリンピック・パラリンピックの開催が近づいている。賛否両論あるのは当然だが、各テレビ局としては無観客であろうとも開催される以上は各競技の模様を放送することになる。しかし、そんな直前になって気になる話が飛び込んできた。キー局を中心に各テレビ局がとある話し合いをしているというのだ。

「首都圏での無観客開催が決まり、緊急事態宣言の最中での開催となりましたが、ほぼ全ての競技が生放送もしくは録画で放送されます。テレビ東京はリモートカメラを置くことで好評を得ましたが、今のところテレビ関係の五輪の話題で明るいのはそれくらいですね。とにかく現場では何も決まらない状況の中でほぼパニックのような形で準備が進められてきたので、今も細部を詰めている段階です。その中でも可哀想なのがアナウンサーです」(テレビ局スポーツ関係者)

 準備がバタバタなのは理解できるが、アナウンサーが可哀想とはどういうことなのか。

「今回の一連の放送の中でスタートを切るのが開会式です。こちらはNHKが放送予定ですが、NHK以外の民放各局も各競技の放送が割り当てられており、それぞれの放送局にとって『最初の中継』が各々あります。そのときのアナウンサーの顔が問題になっているんです」(同)

 それぞれの局の初陣があるのは理解できるか、アナウンサーの顔とは意味がわからない。

「これが通常の五輪放送であれば『さぁ、いよいよ始まりました』などの形で笑顔で伝えるのが普通です。五輪というお祭りなので、笑顔で画面に映るのが当然です。しかし、ご存じのように今回の五輪は国民の半数が反対しているとの調査もあり、笑顔が五輪反対派をさらに炎上させると言われているんです。そのために、いつも通りに笑顔で出るべきか、それとも真顔なのかが話し合われているんです」(同)

 確かに通常なら笑顔だが、今回はどのような顔が正解なのかわからないのも事実だ。

「なにもお通夜じゃないので深刻な顔をする必要はないものの、笑うか笑わないかで意見が分かれていますね。苦情が来たときのコールセンターの対応マニュアルなどもあるので、今は急ピッチでそのあたりが話し合われています」(同)

 どのような表情が正解なのかはやはりわからない。しかし、開幕までわずかとなった今、笑顔で出演していいのかを話し合う五輪とは、やはり異例の五輪と言えるだろう。将来どのように振り返られる大会になるのだろうか。

文=吉沢ひかる

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