「実話ナックルズ」編集者が体験したヤバい取材ランキングTOP３！薬物、AV、半グレ、ヤクザ…バーガー菊池インタビュー

2021.08.13 16:00

実話ナックルズ

★奇形・精神障害……怖い風俗嬢

――ハンディキャップのある女性専門のお店に関する都市伝説も聞いたことがあります。

菊池　それは都市伝説だと思います。でも、そういう人を愛人に囲うみたいな話は聞いたことがありますね。これは実体験ですが、今から20年前ぐらいに、歌舞伎町に2980円の激安ヘルスがあったのですが、そこでハンディキャップのある方が働いていたのは覚えています。

――その方に相手してもらったのですか？

菊池　指が１本なくて、いわゆる小人症の方で、身長が140cmに満たない女性でした。性格が明るくて、素敵な人でしたね。でも、部屋がすごい真っ暗なんですよ。今はなくなりましたが昔の歌舞伎町って店舗型のそういう怪しいヘルスみたいなのがたくさんあったんです。借金とかいろいろ事情があるような人ばかりが働いている店でね。その店も1～2年でなくなったけど、今はそういうお店も減りましたね。あとは、ちょうど同じ時期に歌舞伎町のセントラルロードのはじっこのビルに裏風俗があって、そこでは精神的にまいっている女の子が多数働いていましたね。

――精神的に？

菊池　知的障がい者だったのかなあ。二重人格っぽいというか。途中で人格が変わるんです。

――病んでいるんでしょうか？

菊池　病んでいるというか……。その人は若かったけれどすごく太っていて、ちょっと話が通じない感じだったんですよね。最初は確かに普通にしゃべっていたのですが、脱いでそういうプレイが始まると叫びだす。ギャーギャー言うので店員さんを呼び出して「大丈夫ですかね？」て聞いたら「大丈夫、大丈夫」って。

――えええ。

菊池　なんだかね。そこでずーっと生活している雰囲気があったんですよね。あの女の人も借金があってそこで働かされていたのかなあ。

――軟禁状態だったのかもしれませんね。

菊池　そうなのかもしれませんが、うまくだまくらかされてホストかなんかでお金を使わされたのかわかりませんけれども。さらにその店、ぼったくりなんですよ。最初は8000円でいいとか言っていたのに、後から2万3万と要求してきて。それでも俺は払った記憶がある。それも20年前のことでその店もほんとすぐになくなりましたね。

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★ちょんの間の現在

――今でもちょんの間は存在するのでしょうか。昔の本にはちょんの間に行ったらとんでもない女性が出てきたというようなエピソードがたくさんありますが……。

菊池　昔はあったでしょうけど、今はクレームもネットですぐさらされてしまうので“とんでもない女性”はほぼ絶滅したと考えていいと思います。関西の人気の新地では、ランクがあるんですよね。人気がある女性がいる通りとそうでもない通り（別称：妖怪通り）と。だいたい20分で1万5000円とかしますね。

――そうなんですね。

菊池　安いところだと30分で1万円とかあります。昔はちょんの間は、日本各地にあったんですが、今は関西にしかないんですよ。でも、ここ数年は働いている女性の質も上がっていると思います。今は脱いだだけじゃ食えない。脱いである程度クオリティがないと稼げないという時代なんです。

――今は若者の貧困が深刻な社会問題になっていますが、失業や生活苦などから、「パパ活」とか売春をしている貧困女子が話題ですよね。

菊池　タピオカ屋が潰れてそこの店員の女の子が売春し始めたりしてますものね。コロナで飲食店やアパレルも休業していたので、その間給料もらえないからキャバクラに行って稼いだりしているアパレル系の女の子も結構います。

★3位　張り込みを襲われた話

菊池　ある女性アイドルの自宅前で、写真を撮ろうと張り込みをしていたんです。なかなか姿を現さなかったのですが、夜になって女性アイドルの旦那が家から出てきたんですよ。旦那がチャリンコに乗って出かけようとしたところを一応撮っておこうとカメラを向けたら目ざとい人で、張り込みがバレちゃったんです。それで旦那がチャリンコで車に体当たりをしようとしてきました。

――ええーっ！

菊池　とっさに避けて車を発進させました。そしたら車の後ろをオラーッ！　と叫びながらチャリンコで追いかけてきました。その女性アイドルの旦那ってちょっとヤンキーなんですよね。