男に頼み込んでSEXしてもらう生娘たち…！ 北日本に実在した“非処女信仰”の奥深い由来とは!?

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　そもそも全国的に見ても、また、世界中の事例においても、結婚するにあたって、処女である女性を歓迎するケースは実に多く、それは婚前交渉が当たり前となった今でも、宗教の戒律などに残されていることもしばしばであるが、逆に処女ではなく非処女であることに強いこだわりを見せているという話は極めて珍しい。しかもその理由が、ある種のゲン担ぎというのだから驚くばかりだ。

「ツキということで言えばね、なんでもいいから男を知っていればよいというわけではなくてね。身分が高いとか、見た目や頭がいいとか、そういう“いい男”と寝たことがなきゃいけないの。たぶん、そうすることで、生まれてくる子供にいい影響があるからだって考えられていからなんだと思うけどね。だからそういう男にね、わざわざ金を払ってまで抱いてもらいに行く女は多かったよ」

　“いい男”と寝た経験のある“非処女”の女性を珍重していたという男性たちと、そうした男性たちの望む人物像になるべく、悪戦苦闘していたという当地の女性たち。やはりいつの時代も、男女の関係というものには、なんとも不思議な話がつきものであるようだ。

文＝戸叶和男

戸叶和男

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