火星に「放射能を持つエイリアン微生物」が存在する可能性、NASA科学者! 地下に水も…大きなターニングポイント迎える!?

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画像は「Getty Images」より引用


 今年2月、NASA(アメリカ航空宇宙局)の新たな火星探査ローバー「パーサヴィアランス」が火星に着陸した。今月には掘削作業が開始され、地下に微生物の痕跡を探している。

 そうした中、NASAを中心とする国際研究チームが、学術誌「Astrobiology」に火星の地下に放射能を燃料とする化学活動で生き延びる微生物の生態系が存在する可能性を示唆する論文を発表した。科学ニュース「The Byte」(8月13日付)が報じている。

 過酷な火星の表面は生物には適さない環境だとされているが、その地下には微生物の繁栄が可能な条件を備えている可能性が以前から指摘されてきた。パーサヴィアランスが掘削作業を行なっているのも、そのためである。

 論文執筆者でNASAジェット推進研究所の惑星科学者でもあるジェシー・ターナス氏らは、火星の隕石の分析とNASAのローバーの新しいデータに基づいて、地下の放射性化合物が水分子を分解して、水素ガスや硫酸塩などの生命維持に必要な化合物を生成するという地球で見られる現象が火星でも起こっている可能性があると指摘した。

パーサヴィアランス。画像は「Wikipedia」より

 このプロセスを通して、地球の地下では、微生物が数百万年にわたって維持されてきた。そのため、火星に放射能を持つエイリアン微生物が現在はいないとしても、過去のある時点では存在したと推測されている。

 だが、この仮説を支えるためには、火星の地下に水があることが示されなければならない。もし火星の地下の亀裂や孔に水が存在すれば、理論的には放射線分解プロセスが微生物を維持しているはずだが、これは大きなifであると米・ラトガース大学の惑星科学者ルジェンドラ・オジハ氏は指摘している。

 火星の生命探査は地下水の発見が大きなターニングポイントになりそうだ。今後の調査にますます期待したい。

参考;「The Byte」、ほか

編集部

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