カルト映画界で今最も鬼畜役が似合う男! 映画『人肉村』主演俳優サイモン・フィリップス独占インタビュー!!(絶賛公開中)

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 トカナが配給する超鬼畜&修羅場系ホラー映画『人肉村』(絶賛公開中)が、日本中を恐怖のドン底に叩き落している。予告編は人肉映画として超異例の24万回再生を超え、全国のホラーファンの熱気も最高潮に達し、図らずも列島は2021年の人肉ブームに突入したようだ。

公式サイト:jinniku-mura.com

 そして今回、『人肉村』の大ヒットを記念して、劇中で森に迷い込んだ若者たちを無慈悲に殺しまくるスーパーヴィラン、人肉3兄弟の凶悪すぎる長男・オーウェンを怪演した英俳優サイモン・フィリップスへのオンライン単独インタビューが実現!  実はこの男、これまで数多の海外インディーホラー作品に出演し、その界隈では知る人ぞ知るホラー界の重鎮でもあるのだ。そんな彼が、日本の観客に向けて『人肉村』への思いを熱く語り尽くしてくれた!

 

――あなたはイギリスのホラー映画に本当にたくさん出演されていますが、海外(カナダ)の作品に出演することになった経緯は? 何か特別な思い入れがあったのでしょうか?

サイモン・フィリップス(以下、サイモン)  初期の脚本では、実のところ悪役は一人だったんです。そのキャラクターの身体的な特徴や歪んだ精神面から、自分が本当に適役かどうか確信を持てませんでした。きっと私よりふさわしい演者が見つかるのではないかと思っていたところ、監督はそうする代わりに設定を変更して、兄弟の悪役にしたのです。悪党たちがあらゆる悪事を尽くせるように、そして精神描写など演技の幅が広がるように。

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サイモン・フィリップス 「KICKSTARTER」より引用

 それから『人肉村』の全シーンは昼間で、夜のシーンはありません。ホラー作品としてはとても異色です。完成した素晴らしい脚本、そして監督が作り上げた世界を存分に楽しめる絶好の機会だと思ったのです。もう、ノーと言う理由がありませんでした。

――あなたが演じたオーウェンとは、どのような役だと思いますか?

サイモン  自分にとって完全にハマり役になりました。常々ダークな役の中にもユーモアを見つけて演じたいと思っているのですが、オーウェンは「食べ物で遊ぶこと」が好きですから、いろいろできましたね。彼は殺すだけでは満足せず、まず獲物をとことん苦しめて精神的に破壊します。これほどの悪役は滅多にありませんし、しっかり演じ切らなければと思いました。ご覧になった方にも認めていただけたなら幸せですね。

――オーウェンを演じるに当たって、過去の映画などを参考にしましたか? それから難しかった点はありますか?

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©2020 UNIT XIX INC ALL RIGHT RESERVED

サイモン  『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンス、あの悪魔的なエネルギーは意識しました。人を絶体絶命の状況に陥らせて弄ぶのは、ある種の覗き見的な趣味や神への憧れにも通じるものがあります。映画のほとんどの場面で彼はただ話しているだけですが、彼がどれほどヤバい人間かということを鑑賞者は見て、感じて、わかっているのです。

 撮影中に難しかったことですが、他のキャストと友情を築くことですかね……。というのも私は役柄上、みんなにとって恐ろしい存在である必要がありましたから、もしカメラの回っていないところで仲良くなりすぎたら、それが演技にも表れてしまったかもしれません。私は監督の「アクション」の声とともに役に入り込みますが、共演者には役へのアプローチや演技の仕方がもう少し神経質な人もいました。私が撮影の合間やランチの時に冗談を飛ばしていたのは、(共演者にとって)あまり有益ではなかったかもしれませんね。でも、オーウェンはあまりに卑劣で悪意に満ちたキャラクターなので、「カット」の声とともに(役が抜けると)「あんな扱い方をして申し訳ない」と罪悪感を覚えるほどでしたから、そのお詫びとして撮影の合間にはみんなにフレンドリーにしたかったんですよ。

――別のインタビューで、監督はあなたの演技を大変高く評価していました。彼との撮影は楽しめましたか? 本作の中で一番お気に入りのシーンも教えて下さい。

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サイモン  鑑賞者にとって何をしでかすかわからない役を演じるのは、いつも本当に楽しいです。鑑賞者が「なんでコイツらはこんな恐ろしいことをするんだ!?」と思うように監督は仕向けていますが、私はそれに対して(役を通して)「なぜなら、する必要があるからだ!」と応える。どうしてコイツらはこんなことをするのか、鑑賞者に理由なんて明かそうともしない展開は素晴らしい。必然性もなく、感情抜きでただ拷問し、交渉や駆け引きもない――まさにこれこそ恐怖です。しかも監督は、私を信頼していくつかのシーンでアドリブの演技をさせてくれました。ですから、“獲物たち”が本当に何をされるのか知らなかった時もあり、それが不安な雰囲気を醸し出すのに一役買っています。役者にそこまで任せず脚本を厳密になぞろうとする監督もいますが、彼の場合は、そのシーンをより魅力的にする“何か”がまだあるのではないかと常に探求していました。そのような姿を見て、今まで一緒に仕事をした中でも大好きな監督の一人になりましたね。

 『人肉村』で私がお気に入りのシーンですが、同じイギリス人であるマイケル・スワットンが見事に演じた次兄・オズワルドとのシーンですね。実は本作の中で、直接会話を交わしているシーンは1つしかありません。マイケルと私は、撮影でお互いに柔軟に対応できる、ある種の共通した演技スタイルを持っています。つまり、私たちはお互い(の演技)が予測不可能だったとも言えます。いったい彼が何をするのか、とても緊張したシーンでしたが、そのおかげで兄弟の間に見事な緊張感が生まれました。素晴らしく、そして貴重な経験でした。

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