10月21日は米シンガーソングライター、エリオット・スミスが死亡した日!

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(画像はWikipedia Elliott Smithより使用。Public Domain)

『エリオット・スミスのポートレート』

 2003年10月21日は、アメリカのシンガーソングライターのエリオット・スミスが不可解な死を遂げた日である。

 全キャリアを通じてドラッグ・アルコールの依存症に悩まされていたために仕事を失うことの多かったエリオット・スミスは、2002年〜2003年にかけての依存症治療を受け、克服した矢先の2003年10月21日に死亡した。

 その日、同棲していたパートナーのジェニファー・チバがシャワーを浴びていると、エリオットの叫び声を耳にして急いでドアを開けた。するとそこには、胸にナイフが刺さったまま立っているエリオットがいたという。

 彼女は急いでナイフを引き抜いたが、その際に胸にできていた2カ所の刺し傷が元となり搬送先の病院で息を引き取った。

 部屋のテーブルの上には、「I’m so sorry—love, Elliott. God forgive me.(ごめんなさい、愛してます。神が私を許してくれますように)」という遺書のような言葉が附箋に書かれていたために自殺と判断されたが、その後の捜査により他殺の可能性も報じられている。

 ジェニファーは彼が完全に立ち直っていたと証言し、仕事関係者も「彼とは1週間前に新しいレコーディングの打ち合わせもしていたために死ぬとは考えられない」と語った。

 さらに警察はその死体から抗鬱剤、抗不安剤、およびADHDの治療薬を発見したと発表したが、いまだその真相は不明である。

 確かなことは、彼の残した音楽が、彼の愛したビートルズやボブ・ディランのそれのように、独特の美しさをもっているということだけなのである。

<10月21日に世界で起こった不幸な出来事一覧はコチラ>

編集部

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