「子犬の声帯を切除し鳴かないようにする残酷実験」コロナ対策トップ
「子犬の声帯を切除し鳴かないようにする残酷実験」コロナ対策トップのファウチが資金提供か

米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)所長でホワイトハウス医療顧問であるアンソニー・ファウチ博士が残酷な動物実験に資金提供していたことが明らかになった。新型コロナウイルス感染症の発生源とも噂される武漢研究所とのただならぬ関係が非難されているファウチ博士に追い打ちをかけるスキャンダルだ。
「Great Game India」(10月24日付)によると、24日、共和党と民主党から合わせて24人の議員が、NIAIDが残酷でありハイコストであり不必要な犬への実験を税金を投じて行ったという報告について重大な懸念を抱いているとする書簡をファウチ博士に送付したという。同書簡では、2018年と2019年に少なくとも44匹のビーグルの子犬を対象とした医療実験の資金として、168万ドル(約1億9千万円)の資金提供を指示していたことが指摘されている。
実験の存在は、今年8月に非営利団体「White Coat Waste Project(WCW)」が情報公開法に基づいて入手した文書より明らかになった。このスキャンダルを「ビーグルゲート」と呼んでいるWCWによると、チュニジアの研究所で行われた実験では、子犬を寄生虫に感染させるために空腹のサシチョウバエがいるメッシュケージに子犬の頭を閉じ込めたり、砂漠の中で一晩ケージに閉じ込め、ハエを誘うエサにしていたという。さらに、そうした実験で苦しむ「子犬の苦しそうな鳴き声を聞かなくて済むように」、動物の声帯を切り裂く処置である「コーデクトミー(cordectomy)」の項目が含まれていたそうだ。
サシチョウバエはリーシュマニア症という寄生虫疾患を媒介することで知られており、実験の目的は、実験薬を病気のビーグルに投与することだった。WCWによると、これらの子犬は生後6〜8カ月で、試験終了後に殺され、解剖されたという。
書簡に署名しているナンシー・メイス(サウスカロライナ州選出)やテッド・リュー(カリフォルニア州選出)といった議員らは、「アメリカ食品医薬品局(FDA)」が新薬の承認に犬での実験は必要ないとしていることに言及、NIAIDが2018年以降に動物実験にどれだけの資金を提供したのか、また、必要とされていないにもかかわらず、犬での実験を委託し続けている理由と、動物以外の代替手段を見つけるために同機関が行ったことについて説明するようファウチ博士に求めた。

「Eisai」によると、リーシュマニア症の感染者は約1200万人、毎年90〜130万人が新たに感染し、年間2〜3万人が命を落としている。決して軽視できる感染症ではないことは確かだが、既存薬が存在するにもかかわらず、子犬が実験に利用される必要は本当にあったのだろうか? オーストラリアの哲学者ピーター・シンガーが著書『動物の解放』(1975)で告発したように、実験動物が受けている苦しみは計り知れず、またそうした実験の多くは彼らの被る苦しみに見合う医療的恩恵をもたらさない。苦痛を感受する能力を持つ存在者に必要以上の苦しみを与え、また大した成果も見込めない動物実験を行うことは純粋な悪である。
「Great Game India」のコメント欄では読書からも怒りの声があがっている。
「ファウチが悪魔のような怪物であることに少しでも疑いがあるならば、上記の記事はそれを明らかにしている。このタイプの人間にはゼロ・トレランス(不寛容)であるべきだ」
ファウチ博士にはなんとしてでも納得のいく説明をしてもらわなくてはならない。そうでなければただ苦しむために生まれてきた子犬たちが浮かばれない。
参考:「Great Game India」、「Eisai」、ほか
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