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火星でサンゴとしか思えない謎の物体を発見！生命存在の決定的証拠か、NASAの見解は？（最速ニュース）

2022.03.01 10:30

速報

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（2022年3月1日朝刊）

● 火星で“サンゴとしか思えない”謎の物体を発見！生命存在の決定的証拠か、NASAの見解は…!?

　NASAが火星に送り込んでいるローバー（探査車）「キュリオシティ」は現在、ゲールクレーターを探査中だ。それは火星の赤道付近に位置し（南緯5.2度）、直径154kmに達する巨大なクレーターなのだが、衝撃的な最新画像が届けられた。なんと、“サンゴのような物体”を発見したというのだ。

　2月24日、キュリオシティのロボットアーム先端に取り付けられた火星拡大鏡撮像装置（MAHLI）が撮影した「Sol 3396」という画像。そこには、まるで命が宿っている（いた）かのように有機的なフォルムの物体がたしかに写り込んでいる。やはり火星は生命にあふれて… と思いきや、話はそう簡単ではないようだ。実は、この“サンゴ”はコインよりも小さく、数十億年前に岩層から滴り落ちる水に含まれていた鉱物が、途方もなく長い時間をかけて結晶化したものと科学者たちは考えているようだ。とはいえ、かつて火星が水で満ちていたという話はもはや確定したようなもの。生命、いや文明の痕跡が公式に発見される日もそう遠くはないはずだ。

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3月1日【今日の不幸】

　1954年3月1日は、大戦後初となるアメリカの核実験「キャッスル作戦」の初日、「ブラボー実験」が行なわれた日である。

　現在はマーシャル諸島共和国に属するビキニ環礁で行なわれたこの実験は、事前の危険水域設定が不確かであったことから200人以上もの”死の灰”を浴びた犠牲者がいたといわれ、その中には日本の遠洋マグロ漁船・第五福竜丸も含まれている。

画像は「Wikipedia」より引用

　帰国後の同年9月23日に、その乗組員のうちのひとり、当時40歳だった久保山愛吉無線長が死亡した際、担当医師はその死因を放射能症と診断したが、現在に至るまでアメリカ政府はブラボー実験による放射能被害だと認めていない。

　このことは日本に於ける反核運動の契機となり、後の人気映画『ゴジラ』制作のきっかけにもなったとされる（『ゴジラ』第1作は1954年11月3日公開）。

　同地でのアメリカによる核実験は1958年までに23回行なわれ、28種ものサンゴが絶滅した。

　2010年にはビキニ環礁が《負の記憶》をもとに世界遺産として指定された。

　なお、1896年の3月1日はフランスの物理学者、アンリ・ベクレルが放射線を発見した日でもある。

　その意味で、3月1日は《放射線にまつわる日》として記憶すべき日なのかもしれない。

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