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誰でも月探査機に“搭乗できる”スゴい企画をNASAが開始！しかし想像を超えた危険も!?（最速ニュース）

2022.03.11 07:30

速報

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（2022年3月11日朝刊）

● 誰でも月探査機に“搭乗できる”企画をNASAが開始！簡単に参加できるが… 未知の危険も!?

誰でも月探査機に搭乗できるスゴい企画をNASAが開始！しかし想像を超えた危険も!?（最速ニュース）の画像1 — 画像は「NASA Artemis」より

　現在NASAは、米政府とともに有人月面着陸「アルテミス計画」を推し進めている。その第1段階ミッションである「アルテミス1号」の打ち上げが初夏に迫っているが、本ミッションでは無人機で月の周回軌道まで到達し、6日間の周回飛行から地球帰還までの行程が検証されることになる。そんなアルテミス1号には、近い将来4名の宇宙飛行士を運ぶことになるオリオン宇宙船とともに、特別なフラッシュメモリも搭載されるというが、そこにあなたの名前を記録できる企画が始まった。

誰でも月探査機に搭乗できるスゴい企画をNASAが開始！しかし想像を超えた危険も!?（最速ニュース）の画像2 — 画像は「NASA Artemis」より

　NASAによれば、これは人類を再び月に送り込むという記念すべき事業に、希望する人全員を“参加”させるための方策だという。手順は簡単だ。こちらのページの入力フォームから、あなたの名前（FIRST NAME）、名字（LAST NAME）、数字4〜7桁のパスワード（PIN CODE）を指定して参加（SUBMIT）を押すだけ。後日、パスワードを使って特別な“搭乗券”ページにアクセスできるようになるらしい――と、さっそく登録しようと思ったあなた、もう一度よく考えてから慎重に。

　なぜなら、宇宙にフラッシュメモリを送るということは、宇宙人にデータを抜き取られる可能性も否定できないからだ。実際、NASAは人類からのメッセージを記録した「ボイジャーのゴールデンレコード」を地球外知的生命体に向けて送り出した過去がある。今回のフラッシュメモリも、本当の目的は宇宙人に向けたメッセージだとしたら、あなたの名前を解読した宇宙人に“目をつけられて”しまう危険性もあるのではないか。

　地球から見ることができない月の裏側には「宇宙人の基地がある」という証言も飛び出すほど、まだまだ月は謎に満ちた天体だということを忘れてはいけないだろう。くれぐれも参加は自己責任で。

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3月11日【今日の不幸】

　2011年3月11日は、太平洋戦争以降最大の自然災害となった東北地方太平洋沖地震が発生した日である。

　14時46分18.1秒に三陸沖で発生したこの地震は気象庁発表のマグニチュードで8.4、海外で使用されるモーメントマグニチュードの値では9.0という大規模なもので、最大の震度は宮城県栗原市で7を記録した。

宮城野区沿岸上空から見た仙台空港の津波被害（2011年3月12日米海軍撮影）

　この大きさは近代において史上最大であると発表されたものであった。

　さらにこの地震により青森から千葉までの太平洋側を史上最大規模の津波が襲い、中でも震源地に近い岩手、宮城、福島の3県では10メートル近い高さの津波により湾岸部の集落が壊滅的に水没するというショッキングな光景が展開された。

　そしてこの津波被害と地震被害により福島県双葉郡の沿岸部にある福島第一原発がメルトダウンし、1986年4月26日に発生したチェルノブイリ原子力発電所事故に並ぶ史上最大級の原子力発電所事故に繋がるのだった。

　警視庁発表による行方不明者をあわせた死者の総数は18,455人にも上った。

　この数字は関東大震災（1923年）の105,000人余、明治三陸地震（1896年）の21,915人に次ぐものであるが、まさに“最悪のシナリオ”が展開してゆく光景を目の当たりにし続けたものにとっては、その数字以上のダメージとなって記憶されている。

　この日から始まった地獄のような日々は、“記憶する”というにはいまだ鮮明すぎるが、東日本大震災はやはり厳然として、我々が“いつまでも記憶しなければいけない不幸”である。

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