『バルド国立博物館銃乱射事件の現場と、その犠牲者の慰霊プレート』

2015年3月18日は、チュニジアの首都チュニスのバルド国立博物館で銃乱射事件が起き、22人もの一般市民が大量虐殺された日である。
博物館は外国人が集う観光スポットであったため、事件発生直後は外国人観光客を狙った無差別テロと判明したが、40人ほどの人質をとって立て籠もったためにその目的が不鮮明な事件でもあった。
殺害された22人のうち、外国人は20人。その内訳はイタリア人とフランス人が最も多く4人、その次が日本人とポーランド人で3人、以降、スペイン人とコロンビア人が2人、イギリス人、ベルギー人、ロシア人が1人というものだった。
犯人の2人はともにチュニジア人で、最終的には立て籠もりから2時間ほどで突入した治安部隊によって射殺された。
日本の報道に拠れば一連のイスラム国(ISIL)によるテロの線が濃厚だが、チュニジアのベジ・カイドセブシ大統領は国内に拠点を置くイスラム過激派組織「アンサール・アル=シャリーア」の犯行であると断定した。
40人の怪我人と22人の死亡者を出した恐ろしい無差別テロ事件であるが、テロの恐怖が日常化した昨今では、その程度の人数で済んだのかというような気さえしてくるから恐ろしい。

(画像はWikipedia Bardo National Museum attackより使用)

3月18日の不幸

1963年
【自然災害】「アグン火山爆発」

インドネシア・バリ島にあるアグン火山が爆発。18日から19日にかけての噴火で1,500人以上が死亡、さらに同年5月16日の再噴火で200人以上もの人名を奪った。

1977年
【航空事故】【急死】【夭逝】ホセ・カルロス・パーチェ(José Carlos Pace)【レーシングドライバー/ブラジル】

1970年代に活躍したブラジルのF1ドライバーで同業のマーソン・フィッティパルディのライバルと目された人物。1972年にフランク・ウィリアムズのチームからF1デビュー。1973年、サーティースへ移籍し、同年「世界メーカー選手権」に参戦。1975年、ブラジルGPで初勝利。1977年3月18日、飛行機事故により死去。没年32歳。

1978年
【死去】リイ・ブラケット(Leigh Douglass Brackett)【小説家・脚本家/アメリカ合衆国】

代表作『The Long Tommorrow(長い明日)』等で知られるSF小説家であり、1946年の映画『三つ数えろ』、1973年の『ロング・グッドバイ』、そして1981年の映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の脚本を手がけたことでも知られる人物。カリフォルニア、ランカスターの自宅にてガンにより62歳没。

1984年
【身代金誘拐事件】【未解決事件】「グリコ・森永事件」

江崎グリコ社長・江崎勝久の西宮市の自宅に2人組の男が押し入り全裸のまま誘拐。翌日犯人からの電話により呼び出された場所に身代金10億円と金塊100キロを要求する脅迫状が”かい人21面相”から残されていた。交渉の後に犯人は「金はいらん」と言及。怨恨もしくは愉快犯であると断定された。事件3日後の3月21日に社長は自力で脱出し事なきを得たが、以降、大手食品メーカーを次々に脅迫する一連の「グリコ・森永事件」が続いた。

1988年
【未解決事件】【殺人事件】「名古屋妊婦切り裂き殺人事件」

1988年3月18日、名古屋名古屋市中川区富田町のアパートで臨月の妊婦であった守屋美律子(当時27歳)が自室で首を絞められ殺された後、腹部から胎児を取り出され、代わりに電話の受話器とミッキーマウスのキーホルダーが詰め込まれていた未解決の殺人事件。第一発見者は夫(当時31歳)で切り傷が数カ所見つかったが胎児は無事であった。犯人は絞殺してからおよそ10分ほどで胎児を刃物で取り出しており医学に精通している者の犯行ではないかと憶測された。また、不審者の目撃情報があったが、それ以上の展開はないまま、2003年に公訴時効を迎えた。事件後、父子はハワイへ移住している。

1996年
【死去】オデッセアス・エリティス(Odysseus Elytis)【詩人・ギリシャ】

死去】オデッセアス・エリティス【詩人・ギリシャ】『第一の太陽』(1943年)『価値がある』(1959年)等の詩集で1979年のノーベル文学賞を受賞したギリシャを代表する詩人。海外旅行の準備中に死亡した。没年84歳。生まれ故郷のレスボス島にあるミティリニ国際空港は彼にちなみ「オデッセアス・エリティス」と呼ばれている。

2008年
【死去】アンソニー・ミンゲラ(Anthony Minghella, CBE)

【映画監督・映画プロデューサー/イギリス】1996年の映画『イングリッシュ・ペイシェント』で同年のアカデミー監督賞を受賞したイギリス人映画監督。映画監督としては『リプリー』『コールドマウンテン』、プロデューサーとしては『愛を読む人』等のヒット作を残した。扁桃腺と頸部のガンの切除中に失血死した。没年54歳。

2011年
【急死】森下あみい【女優・ダンサー】

1990年代から2000年代に活躍したAV女優およびストリッパー。1991年、宇宙企画『桃尻ヴィーナス』でAVデビュー。1994年、AV女優を引退しストリッパーへ。2001年、アイデアポケット『Angel』でAV女優へ復帰。2011年3月18日、心筋梗塞・脳内出血により急死。没年38歳。

2012年
【死去】ジョージ・トゥポウ5世(George Tupou V)【王族/トンガ王国】

21世紀にトンガ王国の国王(2006年〜2012年)となった人物。同国国王タウファアハウ・トゥポウ4世の長男として生まれ、1966年に皇太子へ。欧州で学生時代を過ごし、帰国後の1979年に外務大臣に就任。2006年、国王に即位。2012年3月18日、白血病により死去。没年63歳。

2015年
【無差別テロ】「バルド国立博物館銃乱射事件」

チュニジアの首都チュニスのバルド国立博物館で銃乱射事件が発生。外国人観光客を狙った無差別テロだと思われ、犯人の2人は200人もの人質を取っていたという。死亡した22人のうち、外国人は20人。その内訳はイタリア人とフランス人が最も多く4名、その次が日本人とポーランド人で3名、以降、スペイン人とコロンビア人が2名、イギリス人、ベルギー人、ロシア人が1名というものだった。犯人の2人はともにチュニジア人で、人質を盾に閉じこもったが、2時間ほどで突入した治安部隊によって射殺された。日本の報道に拠れば一連のイスラム国(ISIL)によるテロの線が濃厚だが、チュニジアのベジ・カイドセブシ大統領は国内に拠点を置くイスラム過激派組織「アンサール・アル=シャリーア」の犯行であると断定した。

2017年
【死去】チャック・ベリー(Charles Edward Anderson “Chuck” Berry)【ミュージシャン/アメリカ合衆国】

1950年代から2010年代にまで長きにわたり活躍した伝説的なロック・ミュージシャン、ギタリストであり、1986年の第1回ロックンロールの殿堂入りを果たし《ロックン・ロールの創始者》といわれる人物。代表曲のほとんどは1955年〜1958年の間に発表されたもので、『Maybellene』『Roll Over Beethoven』『Too Much Monkey Business』『Rock and Roll Music』『Sweet Little Sixteen』『Johnny B. Goode』等、どの曲も後世のミュージシャンがコピーを続け世紀の大ヒットとなった。最晩年までステージでパフォーマンスをするなど、精力的に活動を続けたが、90歳の誕生日である2016年10月18日に38年ぶりのアルバム『Chuck』の翌年発売を公表したが、その発売前の翌年3月18日に死亡。没年90歳。死因は老衰とみられている。