4月10日の不幸
- 1815年
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【災害】「インドネシア火山噴火」
インドネシア・タンボラ山で過去最大規模の噴火。この影響により翌年は世界各地で”夏のない年”と呼ばれる異常気象に。
- 1919年
- 【暗殺】エミリアーノ・サパタ(Emiliano Zapata)【革命指導者/メキシコ】20世紀初頭のメキシコ革命を牽引した国民的英雄の一人。政府軍によって暗殺、60歳没。
- 1954年
- 【死去】オーギュスト・リュミエール(Auguste Marie Louis Lumière)【映画発明者/フランス】弟・ルイ・リュミエールと共に世界初の実写映画を制作した「映画の父」。老衰によって逝去、93歳没。
- 1963年
- 【海難事故】「原子力潜水艦スレッシャー沈没」アメリカ海軍の原子力潜水艦スレッシャーが潜水中に沈没。乗員・乗客129名全員が死亡した。
- 1970年
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【解散】「ポール・マッカートニー脱退」
1970年4月10日の『デイリー・ミラー』紙で世界的ロックバンド「ザ・ビートルズ」のポール・マッカートニーのインタビューを「Paul Quits The Beatles」の見出しで掲載。前年9月20日にはジョン・レノンが脱退を告げていたために事実上は既に解散状態となっていたがマネジメント陣により公表されることはなかったため、この記事が事実上のバンド解散宣言となった。
- 1973年
- 【航空事故】「インヴィクター航空チャーター便墜落事故」 イギリスからスイスへの日帰り買い物ツアーの為のチャーター機が山間部に墜落。乗員乗客146人中108人が死亡。
- 1989年
- 【いじめ】【自殺】神戸・中3生徒。兵庫県の神戸市立有馬中3年・前原幸正くんが自宅で首吊り自殺。同級生からのいじめ・暴力を苦にしての自殺だった。
- 1989年
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【死去】色川武大/阿佐田哲也【小説家】
純文学作家として活躍するかたわら、阿佐田哲也名義の『麻雀放浪記』で麻雀ブームを引き起こし「雀聖」として知られた。心臓破裂により死去。没年60歳。
- 1995年
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【死去】ギュンター・ギヨーム(Günter Guillaume)【諜報員/東ドイツ】
“ドイツ史上最も成功を収めた”といわれる東ドイツの諜報員。第二次大戦の終結直前にナチス党に入っており、終戦後は写真家、編集者として活動していたところ、ドイツ民主共和国(東ドイツ)のシュタージ(国家保安省)に諜報員として登用され、1956年に西ドイツに亡命、喫茶店経営を始めた。翌年からドイツ社会民主党(SPD)に入り、1972年には遂にヴィリー・ブラント首相の個人秘書にまで登り詰めた。国家元首であるブラント首相の下での諜報活動はたった1年間で露呈したが、その結果として首相を退陣にまで追い込み(「ギヨーム事件」)、人質交換で無事東ドイツに帰国した。帰国後は国家保安省大佐に昇進し、晩年はポツダム法科高等専門学校で後進の育成に努め、ベルリンの病院で腎臓ガンにより死亡。没年67歳。妻のクリステルも同じく東ドイツの諜報員であったが、帰国後に離婚した。
- 1997年
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【死去】黛敏郎【作曲家】
代表作『涅槃交響曲』他、数多くの映画音楽で知られる戦後の現代音楽界を代表する音楽家。晩年は保守文化人としても活動した。肝不全のため逝去、68歳没。
- 1998年
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【死去】笠原和夫【プロ野球選手】
戦前最後の早慶戦に出場し学徒出陣、復員後は南海ホークスで活躍。映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』のモデルとなる。肺炎のため死去。没年77歳。
- 2006年
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【死去】菊池徹【南極探検家】
第1次日本南極観測隊に参加、タロ、ジロなどの樺太犬の世話を担当し、映画『南極物語』の主人公のモデルとなった。多臓器不全のためカナダにて死去。没年84歳。
- 2010年
- 【急死】【航空事故】レフ・カチンスキ(Lech Kaczyński)【ポーランド大統領】兄・ヤロスワフと共に戦後ポーランド復興を担い大統領に就任。式典出席のためロシアに向かう途中で航空事故死、60歳没。
- 2010年
- 【航空事故】「ポーランド政府専用機墜落」ポーランド大統領のレフ・カチンスキ夫妻ら同国要人を乗せた政府専用機がロシア・スモレンスクで墜落。乗客96人全員が死亡。
- 2017年
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【現役引退】「浅田真央現役引退」
2010年のバンクーバー五輪での銀メダルを始め、国際的なトップスケーターとして長らく活躍したフィギュアスケーターの浅田真央が、2017年4月10日に自身のブログで現役引退を発表。27歳でスケート競技から退くことになった。また、続く12日に記者会見を開いた。