5月18日の不幸
- 1526年
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【死去】後柏原天皇【天皇】
16世紀戦国時代に第104代天皇(1500年〜1526年)となった人物。1500年に天皇に即位、1521年に即位の礼を行ない1526年5月18日に死去。没年63歳。
- 1911年
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【死去】グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)【作曲家/オーストリア】
数々の交響曲を完成させたオーストリア出身の音楽家。 ウィーン・フィルハーモニーの指揮者としても活躍した。晩年は精神的に不安定になり神経症を患い、フロイトの診察も受けていた。 ニューヨーク・フィルハーモニックの指揮者として活動するために渡米し、アメリカで感染性心内膜炎に。急ぎウィーンに戻る。が、敗血症で死去。50歳没。
- 1936年
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【猟奇殺人】「阿部定事件」
女中の阿部定が店の主人である石田吉蔵と恋愛関係の末、寝ている吉蔵の首を締めて殺害し、ペニスと睾丸を切断。吉蔵の腕には「定と石田の吉二人キリ」と刻みつけ、旅館を後にした。不倫関係であった吉蔵を独占したい一心からの凶行であった。
- 1980年
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【自殺】イアン・カーティス(Ian Curtis)【ミュージシャン/イギリス】
「ニューオーダー」の前進となったバンド「ジョイ・ディヴィジョン」のヴォーカリストとして活躍したロックミュージシャン。音楽活動を開始した1976年からわずか5年ほどの期間であったが『Love Will Tear Us Apart』等のヒット曲で人気を獲得したが、生来のてんかんや鬱病に加え、妻と愛人との人間関係に苛まれ、1980年5月17日に妻と離婚協議のために帰宅。妻でボラは翌日娘を連れ実家に帰ったが、一人残った自宅台所にて首吊り自殺を遂げた。没年23歳。その時、室内にはイギー・ポップの『The Idiot』がかかっていたという。5月2日にバーミンガム大学で行なった最後のライブで披露された新曲は、バンドの残りの3人のメンバーで結成したニューオーダーのファーストシングル『セレモニー』となり発売された。また、イアンの自殺を知った時の経験を元にニューオーダーの1983年の作品『Blue Monday』はヒット作となっている。
- 1980年
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【交通事故死】木田高介【ミュージシャン】
早川義夫らとのサイケデリックロックバンド「ジャックス」で活躍したミュージシャン。1969年の解散後は編曲家として『神田川』『私は泣いています』等の大ヒット曲を手がけた。1975年からは「ザ・ナターシャー・セブン」に参加するも、その解散直後の、1980年5月18日に山梨県河口湖沿いを運転中に交通事故死。没年31歳。
- 1980年
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【自然災害】ハリー・R・トルーマン(Harry Randall Truman)【実業家/アメリカ合衆国】
123年ぶりに大噴火したセント・ヘレンズ山(ワシントン州)の火砕流に巻き込まれて死亡したスピットレイク湖畔の宿泊施設「スピリットレイク・ロッジ」の経営者。避難勧告を最後まで無視し続け、死亡した。83歳没。
- 1990年
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【死去】ジル・アイアランド(Jill Ireland)【女優/イギリス】
1968年に再婚で結婚した俳優・チャールズ・ブロンソンとの夫婦共演で知られる女優。乳ガンのため54歳没。
- 1995年
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【死去】エリザベス・モンゴメリー(Elizabeth Montgomery)【女優/アメリカ合衆国】
俳優、ロバート・モンゴメリーの娘として生まれ1964年から8年にわたり放送されたドラマ『奥さまは魔女』の主演として絶大な人気を誇った女優。4度の結婚をした人物としても知られ、その中には同番組のプロデューサー、ウィリアム・アッシャーも含まれている。大腸ガンで62歳没。
- 2002年
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【急死】デイビーボーイ・スミス(Davey Boy Smith)【プロレスラー/イギリス】
実の従兄弟であったダイナマイト・キッドとのタッグチーム「ブリティッシュ・ブルドッグス」でアメリカや日本マットで活躍したプロレスラー。ガールフレンドと訪れたインヴァーミアでのバカンス中に心臓発作で急死。没年39歳。司法解剖の結果、死因は過去にアナボリックステロイドを使用したことといわれたが、詳細は不明。元妻ダイアナの血縁であり、関係の深かったプロレスラー、ブルース・ハートはその死について「ステロイドとヒト成長ホルモンの使用のツケであることは間違いない」とコメントした。
- 2003年
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【集団レイプ事件】「スーパーフリー事件」
早稲田大学の非公認サークル「スーパーフリー」が組織的に学生を集団レイプしていたことが発覚。起訴された3件のうち最後のレイプ事件が2003年5月18日の六本木での一件。20歳の女子大生を5人で輪姦した容疑で、サークル代表の和田真一郎(当時早稲田大学2年・28歳)、藤村翔(当時日本大学3年・21歳)を含む5名が準婦女暴行罪で起訴されている。
- 2008年
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【競技中事故死】張飛【プロボクサー】
本名(張師/日本名は竹内幹雄)にちなみ三国志の英雄、張飛をリングネームにし活躍した中国残留日本人孤児3世のプロボクサー。2005年4月30日にプロデビューし2007年には西日本スーパーライト級新人王を獲得するなどしたが、2008年5月3日の迫田大治戦で6回2分53秒にTKO負け。その際に意識不明の重体となり病院に搬送されたが急性硬膜下血腫と診断され、開頭手術を行なったものの、そのまま5月18日に22歳没。
- 2008年
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【死去】大谷和夫【ミュージシャン・作曲家】
ロックバンド「SHOGUN」のキーボード奏者として同バンドのほぼ全ての曲で編曲を手がけたミュージシャン。25年という長期間にわたり『火曜サスペンス劇場』で劇中音楽を手がけたことでも知られる。61歳没。近しかった歌手の西城秀樹によるとガンであったと言われている。
- 2016年
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【死去】伊藤ユミ【歌手・ファッションデザイナー】
1959年のデビュー以来、『恋のバカンス』『恋のフーガ』『情熱の花』『モスラの歌』等の大ヒット曲で一世を風靡した双子の歌手ユニット「ザ・ピーナッツ」の妹(メロディー担当)。クレイジーキャッツやドリフターズ、タイガース等とともに渡辺プロ黄金期を牽引した。1975年に芸能界を引退、以降はファッションデザイナーとして活動した。75歳没。ちなみに姉の伊藤エミは2012年6月15日にガンで71歳没。