「本物の惨殺死体」が“飾りのゾンビ”と間違えられて見世物に! 身震い必至の殺人事件の顛末は!?

 何とか人を怖がらせようとギョッとさせる仮装やコスプレで溢れるハロウィンだけに、この時期は人々の心構えも肝が据わったものになるのかもしれない――。「そんなものでは驚かされない」とばかりにスルーされ続けた街のゾンビの飾りつけが、実は……!?


■ハロウィンの“ゾンビ”が本物の死体だった!

 ハロウィンが近づいたこの時期、街なかに奇妙でホラーな飾りがあったとしても不思議ではない。だが、あまりにも多くそうした飾りつけがあった場合には、少しばかりウンザリとさせられるのではないだろうか。

 米オハイオ州チリコシーの、ある地元住民もまた、そうしたよからぬ魂胆見え見えのハロウィン装飾に食傷気味の一人だった。2015年10月のある早朝、街路の鉄柵にゾンビが吊り下がっていても、つまらなそうにちらっと見るだけで通り過ぎたということだ。

 鉄柵に吊るされたこの“ゾンビ”の服の袖はだらしなく垂れ下がり、左腕を上げた状態だったという。いかにも人を恐がらせようとするポーズである。

 近くの工事現場に出勤してきた作業員たちもこの“ゾンビ”に気づいたが、仕事の邪魔になるので撤去作業にかかったところ、なんと本物の女性の死体であることが判明。警察に通報したのが朝8時半のことであった。

【ハロウィン最恐事件】「本物の惨殺死体」が飾りのゾンビと間違えられて見世物に! 身震い必至の殺人事件の顛末は!?の画像2Freak Lore」の記事より

 駆けつけた警察官が遺体を回収して現場を調べると、付近に血のついたグレープフルーツ大の石が発見され、遺体はこの石で頭部と首を強く殴られて殺害されたものと見られた。

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