>  > 厚生庁省認定病院「靴のスタンダード」とは?

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Ian McEntire

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「羊頭狗肉」。中国宋時代の禅書『無関門』から出たこの言葉は、その文字が示すとおり、店の看板に羊の頭を掲げて客を誘い、実際には狗(犬)の肉を売るという、ごまかしのたとえとして知られる故事成語だが、まさに「看板に偽りあり」の店を指すにはぴったりの言葉だ。なにもそこまで悪質なものではないにせよ、看板とその実態に不可解なズレがあったり、客を混乱させてしまったりするような内容の看板を掲げる店というのは、今の時代も少なからず存在している。

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 神奈川県某所に佇む一軒の商店。その名は『靴のスタンダード』。おそらく、この店名だけを見聞きする分には、多くの人々は、ごくごくありふれた靴の販売店を思い浮かべるだろうが、さにあらず。実は同店の看板には、その店名のほかにも『厚生庁省 認定病院』という不可解な文字と、靴店にはそぐわしくない謎の赤十字マークが……。しかも、『厚生労働省』でも、その旧名である『厚生省』でもなく、『厚生庁省』。だが、こうした独特なインパクトを放つ看板を掲げていながらも、病院のような雰囲気はなく、かと言って、一般的な靴の量販店が持つ活気も感じられないという、なんとも不可思議な店なのである。この店を軽く観察した程度では、詳しい事情はわからないため、その正体を探るべく、今度は看板に記されていた『南万騎が原支店』の方へと足を向けることに。

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 近隣の街並みを漫然と眺めながらしばらく進むと、ようやく『南万騎が原支店』に到着した。本店と同様に『厚生庁省 認定病院』の大きな文字が記されていることから、これが本店側の看板に記載されていた支店であることはおそらく間違いないだろう。だが、店舗全体から漂う“アレ”な雰囲気は、明らかに『本店』をはるかに凌ぐものとなっている。

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