
撮影:馬場智行
■『ACRYL』を制作されたきっかけは?
ある日、家族で水族館へ行ったんですが、その日の夕食時、テレビで体外受精の新しい技術についてのニュースが放送されていました。それを見て、私は直感的に『銀河鉄道999』を思い出し、そして水族館で見た魚達のことが頭をよぎりました。今日見て来たものはきっぱりと、「魚だった」と言えるのかと…。そんなことから始まりました。
■この写真集で1番伝えたかったことは何ですか?
本当のところ、あなたは水族館のことをどう思いますか? そして、そんな自分や自分達のことをどう捉えますか? …ということですね。一方的な投げかけではなくて、写真を見ていただいて、ご自身の答えを持っていただけたら、本望です。