アナタのお腹はどのタイプ? 「お腹のでっぱり方」別、正しいダイエット法6選!
英紙「Daily Mail」(1月7日付)では、憎むべきお腹周りの脂肪にも、実はいくつかタイプがあり、それぞれ対処法が違うことが伝えられている。
■代表的な6種類のお腹のタイプ
※イラストの左から説明していきます。
●ワイン腹
別名、大酒飲み体型。下半身やお尻はそれほどでもないのに、お腹の贅肉だけでっぷりとしているタイプ。アルコールは脂肪燃焼を遅らせるため、過度の飲酒が習慣となれば、当然肥満につながる。ワインをグラス2、3杯飲むとスニッカーズ3、4本のカロリーに相当するが、水分なので空腹は満たされない。しかもアルコールは食欲を増進させるので、ついつい食べ過ぎて太鼓腹へとまっしぐら――。解決法はただ1つ、節酒に励もう。
●ガスたまり腹
まるで体内に風船でも入っているかのよう。朝は比較的フラットに見えるお腹も、時間の経過とともに膨れだす。特に食後は目も当てられない。主な原因は腸内のガス溜まりで、便秘と過食が同時進行だと起こりやすい。このタイプがお腹を引っ込めるには「フォッドマップ(FODMAP)」と呼ばれる腸の機能異常の要因となる食物を避けることが重要となる。該当するのは人工甘味料、小麦、ニンニク、玉ねぎ、一部のフルーツや野菜(チェリー、プラム、アーティチョーク、マッシュルーム)など。
●ストレス腹
胸の下からたるみ出す、いわゆる“三段腹”。ワイン腹よりブヨブヨしているのが特徴。原因はストレスの一言に尽きるだろう。なので、テンパっている自分を感じたら、深呼吸や瞑想でリラックスしてみよう。また、質の良い睡眠も重要。早食いをやめ、少量を複数回に分け、普段からオート麦や豆類を食べるようにすると良いそうだ。
●産後腹
その名の通り、出産後に元の体型に戻らない状態。出産で伸びきった腹の皮は、ハリがなくシワシワ。ヨガの「板のポーズ」や骨盤矯正エクササイズが効果的。
●甲状腺腹
腹だけでなく、手足を含めた身体全体がパンパンになっていたら要注意、「甲状腺機能低下症」の疑いがある。甲状腺機能が低下すると基礎代謝が下がり、エネルギーをあまり利用できなくなるため体重が増加することに。女性の13人に1人が発症しており、単なる「中年太り」と勘違いする場合も多いという。万一この病気が疑われるときは、迷わず病院で検査をすることだ。また、ヨウ素を多く含んだ魚介類や緑黄野菜を意識的に摂取するよう心がけたい。しかし、これらの過剰摂取も「甲状腺機能低下症」を引き起こすため注意が必要だ。
●洋ナシ腹
皮下脂肪型とも呼ばれ、ウエストから上は細いのに下腹部からお尻、太ももなどの筋肉の上に頑固な脂身がのっているタイプ。日本女性の約6割に当てはまり、標準と比べて基礎代謝が100kcal低いといわれている。皮下脂肪は内臓脂肪が減った後でしか減らないため、ダイエットの効果が出るのに時間がかかる。焦らず、食生活から改善しよう。揚げ物、アイスクリーム、ケーキなどの糖質、脂質、塩分を控え、種子類、ほうれん草などの緑黄野菜中心がおススメだ。
正月太りを解消するために、ジム通いや愛犬の散歩を再開した人も多いのでは。参考にしていただければ幸いだ。
(文=佐藤Kay)
参考:「Daily Mail」、「Fitness Magazine」、ほか
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